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カルティエの新作メンズ・ウォッチ「カリブル」が日本上陸!



新時代到来!


どこまでもマスキュリン! カルティエのメンズ・ウォッチで、
これほど男っぽい存在感を放つモデルは初めてだ。
時計好きには、初の自社開発自動巻きムーブメントも気になる。
まさにカルティエの新時代を象徴するフロント・ランナーが発表された。
文=菅原 茂 写真=近藤正一



「男には男の時計を!」そんなメッセージが込められた「カリブル」はメンズ・オンリーの時計として発表されたコレクションだ。繊細な美意識に彩られたカルティエの時計を見慣れた眼は、その雄々しく大胆な外観に衝撃をおぼえるだろう。大型ケースや太いラグ、リュウズ・ガードとならんで、文字盤のデザインもこれまでになくユニークだ。大きなスモールセカンド、数字が3つ並ぶ日付表示、文字盤の上下で書体が異なるインデックスなど、思い切った演出があるからだ。
 しかし、この「カリブル」はたんに力強い男性性だけで語れる時計ではない。ひと目でカルティエとわかる独特のローマン・インデックスやリュウズのカボション装飾に、優美なカルティエ様式がちゃんとある。力強くエレガントなメンズ・ウォッチなのだ。
 コレクション名の「カリブル」とは、キャリバー、つまりムーブメントの型式などを言い表す時計用語である。それというのも、約3年の歳月をかけて研究開発した初の自社開発自動巻きムーブメント「キャリバー1904MC」を搭載する第1号モデルが、この「カリブル」であるからだ。ちなみに、1904とはルイ・カルティエが友人であるブラジル人飛行家アルベルト・サントス-デュモンのために作った時計が誕生した年号だ。現代に至る男性用腕時計の歴史を切り開いたみずからの偉業に敬意を払っての命名である。
 今年、ムーブメントから自社開発する一貫生産ウォッチ・メーカーとしての地歩をさらに固めたカルティエは、「キャリバー1904MC」に、高精度と信頼性のために2つの香箱を与えた。メカ好きの本格的な時計愛好家にとって、見逃せない新ムーブメントである。
 パーツを複雑に組み合わせたケースと、細部のデザインに凝った文字盤を持ち、自社ムーブメントも採用する―、という充実した内容のカルティエ・ウォッチが、ステンレススティール・モデルなら60万円台半ばで入手できることも、大きな魅力であることを、最後に付け加えておきたい。


カリブル ドゥ カルティエ
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CALIBRE DE CARTIER
カリブル ドゥ カルティエ

ボリュームあふれるスポーティなラウンド・ケースはカルティエの新機軸。ベゼル外縁はきわめて細く、見返しが内側に向かってすり鉢状になって、視線を文字盤へと引きつける。カルティエの伝統的なデザイン要素を配しながらも、まったく新しい表情の文字盤になっている。
自動巻き。ステンレススティール。ケース直径42mm。64万4700円。

繊細かつ巧妙な仕上げ
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繊細かつ巧妙な仕上げ

ケース全体は細かな筋目のヘアライン仕上げになっているが、ラグの肩やリュウズ・ガードの縁、ベゼルの外周などにはポリッシュ仕上げを施し、見る角度によって輝きに変化が生じるコントラストが美しい。

渾身の自社ムーブメント

シースルーバックから見える自社製キャリバー1904 MC。トルクの安定性を確保するために香箱を2個用い、パワーリザーブは約48時間を確保。自動巻き機構は、セラミック製ボールベアリングを配した両方向巻き上げ式。

渾身の自社ムーブメント
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アイコニックなローマ数字
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アイコニックなローマ数字

9時から3時がローマ数字、4時から8時がバー・インデックスという変則的なデザインの文字盤だが、12時のローマ数字のみを大きく配し、カルティエらしさを強調する。書体はまさしくカルティエ・スタイルだ。

雄々しい大型ケース

存在感や頑強性を強調するために新しく設計されたケースは、「カリブル」のハイライト。雄々しいとさえいえるデザインだが、サイズとボリュームのバランスは申し分ない。

雄々しい大型ケース
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リュウズのブルー・カボション
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リュウズのブルー・カボション

時計を横から見てひと目でカルティエとわかるアクセントが、リュウズに組み込まれたブルーのカボション。徹底して男のためにデザインされた「カリブル」であっても、このエレガントなカルティエの徴を忘れることはない。







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