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ボルボXC40が2018年欧州カー・オブ・ザ・イヤーを獲得。


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XC90やS90では届かなかった欧州COTYの栄冠を勝ち取ったのは、ボルボのSUVラインナップの末弟となるプレミアム・コンパクトSUVのXC40だった。十八番の安全装備はもちろんのこと、フレッシュな印象をもたらす内外装デザインや快活な走行性能が高く評価されての受賞だ。


ついに悲願成就!

ジュネーブ・ショウのプレス・ディ前日、ショウ会場で発表された欧州COTY。今年もまた栄冠はSUVの頭上に輝いた。
文=齋藤浩之(本誌)

 ボルボがついに欧州カー・オブ・ザ・イヤーの栄冠を手にした。今年で55回目となる欧州カー・オブ・ザ・イヤーの歴史のなかで、ボルボが受賞するのはこれが初めてのことだ。2年前、XC90で惜しくも賞を逃したボルボは、昨年もS90が最終ノミネートの7台に残り、近年の勢いを印象づけた。そして今年、3度目の正直よろしく、栄えある賞を手にした。2018年は欧州23カ国、60名の選考委員による投票が行なわれたが、XC40は325点を獲得、2位以下に大差をつけての堂々の受賞である。
 XC40は、XC90、XC60に続くボルボ第3のSUVであり、SUVラインナップの末弟に当たるクルマだ。
世界的に進境著しいコンパクトSUVのクラスに投入されたこのクルマは、これまで大型、中型SUVで培ってきたノウハウをフルに生かして開発されたボルボの自信作。近年積極的に推し進めてきたプラットフォームやパワーユニットの独自開発の成果がもれなく織り込まれている。
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 また、新たなカテゴリーに参入するに当たって、XC90やXC60の単なる小型版という位置づけとすることなく、独自のキャラクターづけを周到に行い、新風を吹き込むことに成功したことが、選考委員たちの高い評価に繋がった。また、トップ・パフォーマーとして247ps4気筒2ℓターボ過給エンジンを積む2.0T5を頂いた、快活な走行性能も評価を引き上げた。コンパクトで軽い車両重量を利してのオンロード走行性能の高さはXC60やXC90とは異なるXC40ならではの魅力としてとくにアピールしたようだ。
 2.0T5や2.0D4には悪条件路での踏破力を高める4輪駆動システムを組み込んで本格派SUVとして訴求する一方で、2.0T4や2.0D3といったモデルは前輪駆動方式として、コンパクト・クラスで大きな意味を持つ価格面でも強みを発揮するようにモデル構成が考えられている。前輪駆動モデルには新開発の1.5ℓ3気筒エンジン搭載車の用意もある。
 世界中の自動車メーカーが新型車開発や新規参入に躍起になっているコンパクトSUVクラスにおいて、ボルボXC40は台風の目となりそうな気がする。

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一昨年、昨年と僅差の勝負となった欧州カー・オブ・ザ・イヤーだが、2018年は一転、ボルボXC40の独走劇となった。XC40は2位のセアト・イビーサに80点以上の大差をつけてボルボ初の欧州COTY戴冠車となったのである。欧州COTYでは小型実用車が数多く栄冠を勝ち取ってきたが、MQBプラットフォームを採用してフルチェンジしたイビーサをもってしても、ボルボXC40の独走を阻むことはできなかった。3位は、イビーサに僅差まで迫ったBMW 5シリーズとなった。昨年、ジュリアで惜しくも賞を逃したアルファ・ロメオは今年ステルヴィオで最終選考に残ったものの、7位に沈んだ。5位にはシトロエンC3エアクロスが入り、小型SUV、クロスオーバー・カーへの支持の高さを印象付けることになった。
 
 
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