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燃料電池からPHEVに変身したクラリティを公道で試す。


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ほぼ電気でまかなえる。

前回行われたクローズド・コースでのテスト・ドライブに続き、横浜みなとみらい地区を中心とした一般道でクラリティPHEVに乗った。
文・写真=新井一樹(本誌)

 燃料電池ユニットと水素タンクの代わりに1.5リッター直4と電池を積んだクラリティPHEV。ちなみに、PHEVを設定するのは燃料電池版の販売状況を見て決めたわけではなく、北米専売のピュアEVを含め、開発当初からクラリティに3種類の次世代パワートレインを設定する予定だったという。
 このクルマはPHEVだが、EVとしてしっかり使えることを念頭に開発されている。モーターの出力は2.0Lターボ級の184ps/32.1kgm。車重は1850kgと重めだが、アクセレレーターを全開にするのはちょっと気が引けるほど鋭い加速をみせる。プリウスPHVの倍近い17.0kWhのリチウム・イオン電池を搭載することで、ライバルを軽く上回る最大114.6kmというEV走行による航続距離を実現。実質7割程度だとしても約80kmは走れる。これだけあれば、ドライブや旅行以外はほとんど電池のみでカバーできるだろう。
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外観で燃料電池版と異なるのはフロント・グリルとボディ同色ルーフ。それ以外はほぼ燃料電池版に準じている。内装も違う色味のものが用意される以外はほぼ同じ。ワン・グレードで、革表皮のシートなどが装備される上級仕様。見た目は奇抜だが、中身は地に足の着いた実直なサルーンとなっている。
 EVに軸足を置いたPHEVとして隙のない性能を見せるクラリティPHEVだが、残念なのは価格。補助金や減税があるとはいえ、588.06万円はけっこういい値段。スタイリングを含め、ちょっと敷居が高いことは否めない。

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