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直噴2リッターターボ搭載のレガシィ2.0GT DITが登場!


SUBARU LEGACY 2.0GT DIT
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SUBARU LEGACY 2.0GT DIT


スバル・ターボが帰って来た


レガシィがマイナーチェンジした。注目は、新開発の。
直噴2リッター・ターボを搭載する2.0GT DIT(343.35万円〜)
文=塩澤則浩(本誌) 写真=望月浩彦


 レガシィやインプレッサに搭載され、長らくスバルのスポーティなイメージを支えていたトップ・エンジンと言えば、ショート・ストローク型で小気味いいパンチが持ち味の2リッター水平対向4気筒ターボだった。しかし、現在このエンジンが搭載されているのは、旧型のまま継続生産されているインプレッサのスペックCしかなく、これが新型に移行した時点で従来の2リッター・ターボはすべて姿を消すことになる。そこで登場したのが、今回レガシィに搭載された新世代の2リッター・ターボだ。
 BRZの直噴2リッターNAと同じでボア×ストロークは86mmのスクエアで、直噴システムはトヨタのD4Sを元に、ターボ化に伴ってスバルが独自に手を入れている。最高出力は300ps/5600rpmで、最大トルクは40.8kgm/2000-4800rpm。かつてレガシィの2リッター・ターボは、インプレッサとの差別化のために280ps台という不文律みたいなものがあった。それが今回は、いきなり300psでの登場である。スバルが新しい2リッター・ターボにかける意気込みはトランスミッションにも表れていて、ATではなく、従来のものを大幅に改良した高出力、高トルクに対応するCVTをマッチングさせている。というのも、スバルがエンジンの刷新に踏み切った一番の理由は、燃費を改善したかったからで、その甲斐あって、新エンジンは、JC08モードで12.4km/リッターを達成している。
 では、乗ったらどうか。新宿のスバル・ビルでクルマを受け取り、そのまま近所で撮影しているときは、こんなものかとやや拍子抜け。ところが、動力特性を変えるSIドライブのスイッチがセンターコンソールからステアリングに移されていたことに気づいてS#を選んだ途端、文字通り豹変した。速い。とにかく速いとしか言いようがない。300psのパワーはとても街中では使い切れず、高速道路でもあっと言う間に法定速度を突破する。グワッとパワーが溢れだして、背中がシートに押しつけられると、思わずニンマリしてしまう。これぞスバル・ターボという感じだ。ただ、惜しいのはやや乗り心地がゴツゴツしていること。硬くてももう少ししっとり感が欲しいところだ。それを除けば、オトナのGTカーとして本物だろう。スバル・ファン待望のレガシィである。 (塩澤)

今回のマイナーチェンジではエクステリアも一部見直されている。フロント・グリルとヘッドライト、バンパーの形状が変わってワイド感が増し、鼻ぺちゃ感も修正されてよりスポーティになった。インテリアではいかにもプラスチック然としていた加飾パネルの質感が向上して、高級感が増している。センターコンソールにあったSIドライブのスイッチはステアリングに移され、操作しやすくなっている。
SUBARU LEGACY 2.0GT DIT
 
 
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