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ちょっと前のメルセデス・ベンツは使えるか?


44号車 メルセデス・ベンツ 300TE
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44号車 Mercedes-Benz300TE
購入価格 1686万円
導入時期 2008年9月 
走行距離 9万5803km



2年、6万kmの報告


うだるような暑さのなか、18年前のベンツ・ワゴンは大丈夫なのか?!
編集部に来てからの中間報告です。
文=荒井寿彦(本誌) 写真=柏田芳敬


2年で6万km!

足回りの主要パーツやエンジン・マウントなどを交換していけば、「ちょっと前のメルセデス・ベンツ」は新車同然の状態で長く使えるのか? を検証するため、08年9月に購入した92年型メルセデス・ベンツ300TE。走行距離3万4000kmで納車され、2年でオドメーターは9万5000kmを超えた。
 10万kmを目前に控え、中間報告をしたい。まず、新車同然かどうか?
荷物運びにとても便利。セルフ・レベリング機構付き
荷物運びにとても便利。セルフ・レベリング機構付き。
 エンジンに関しては性能が低下した徴候はまったくない。それどころか、編集部にやってきたばかりのときより距離を重ねた現在の方が吹け上がりは明らかにスムーズになっている。また、18年前の中古車とは思えないほど静かなのも自慢だ。最高出力185ps、最大トルク26.5kgmの3リッター直6は目の覚めるようなパンチ力はないけれど、重厚感のあるドライブ・フィールは300TEの魅力のひとつだと思う。乗れば気分が落ち着き、せわしなく走ろうとは思わなくなる。古くても高級車なのだ。
 ちなみにオイル交換は8回行っている。期間にして約2カ月半に1度、距離にして約8000kmに1回の頻度である。
足腰しっかり

 乗り心地も相変わらずいい。ボディの剛性感、足まわりのしっかり感ともに、18年という歳月と走行距離を考えると称賛に値すると思う。シートに目立ったヤレもなく、クルマがくたびれてしまったという感じがまったくないのは素晴らしい。
 18年も前のクルマだからトラブルはあった。ベルト・テンショナーの破損と、エア・コンの減圧バルブからのガス漏れである。故障というよりは部品の寿命である。費用は合計で13万5000円。とはいえ、この程度で済んでいるのは300TEがもともと丈夫だからだと思う。
前回の交換から3万6000kmで再びパッドの警告点灯
前回の交換から3万6000kmで再びパッドの警告点灯。
 使えるか? という点に関しては太鼓判を押そう。4765×1740×1460mmというボディ・サイズは大きすぎず、小回りがめちゃくちゃ効くので上の写真のように路地裏もスイスイだ。最大荷室容量1824リッターのトランクは、娘の引っ越し作業などに大活躍した。
 満タン法による総平均燃費は7.8km/リッター。ほとんど通勤なので、遠出をすればもっといいはずだ。そういえば、まだ長距離を走ってない。  遠くへ行きたい。
 
 
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予めご了承くださいますようお願い申しあげます。



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