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TAG Heuer presents ENGINE THE HOT100 2013年夏版! 価格帯別ランキング発表!


HOT 7 800〜999万円


ジャガーXJ ラグジュアリー
1 100pt

ジャガーXJ ラグジュアリー
(笹目二朗18pt+金子浩久17pt+岡崎五朗13pt+小川フミオ12pt+石井昌道10pt+島下泰久9pt+竹岡 圭9pt+河口 学8pt+清水草一4pt)

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ジャガーXJ ラグジュアリー
笹目二朗
大きな車を小さなエンジンで動かす、今ではそう珍しいことではない。減速比を大きくとれば軽自動車の64psでも動かすことは可能だ。でも下り坂などでエンジン・ブレーキを使う際に、この重さによって上昇する慣性を抑えきれるだろうか。現実にちょっとエンジンが可哀相な例も散見される。そんなところも含めてこのXJは良くできている。最近の軽量コンパクト設計では無理。実用域で軽くシューンと回ればいい、というレベルで満足する人もいるだろうが、高回転域で上げ下げしたりすると、すぐ壊れそうなエンジンも幾つかある。コンロッドやクランク・シャフトの剛性だけでなく、クランク・ケースやオイル・パンなども頑丈でなければならない。コレは合格だ。

金子浩久
それまでの5ℓV8エンジンを、なんと2ℓ4気筒エンジンへと排気量を半分以上もダウンサイジングしてしまった驚きのニュー・バージョン。走り出してみてもう1度ビックリ。2ℓとは思えないトルクとパワーを発生していて、実に軽快にXJを加速させる。乗り心地の快適さが変わらないのもうれしい。段差はコツッコツッと微かな手応えと音だけで過ぎ去っていく。ハンドルは軽く回るのだけれども、手応えと反応が明確に存在しているから、ボディの大きさを感じさせない一体感がある。古典的な5ℓV8の溢れ出るトルクは蠱惑的だが、その価値観から積極的に脱してみるのも痛快だ。乗り手の時代感覚が問われることになる、現代的な旬のジャガー。

岡崎五朗
排気量は大きければ大きいほどエラい、シリンダー数も多ければ多いほどいい。そんな高級車信仰に一石を投じるのがXJラグジュアリーだ。もちろんより速く、より贅沢に、という世界観が間違っているとは思わないし、意味がないものだとも思わない。ハイエンド・サルーンであればなおさらに。けれど従来の一方的価値観から解放されるのもまた楽しいことだと、このクルマは教えてくれる。2ℓ直4ターボが生みだす静かで滑らかで軽やかな走りを味わいながら感じたのは、スペックとはあくまで手段に過ぎないということ。怒濤のごとき加速をしてくれるわけではないけれど、XJラグジュアリーのリーンなドライブ・フィールには、間違いなく新時代の息吹が感じられる。




日産GT-R
2 84pt

日産GT-R
(齋藤 聡18pt+西川 淳16pt+渡辺敏史16pt+齋藤浩之13pt+塩澤則浩11pt+村上 政8pt+九島辰也1pt+島下泰久1pt)

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日産GT-R
齋藤 聡
いくら高性能でもウエット路面でナーバスなクルマは市販車として高く評価できない。GT-Rはそんな車だった。ウエット性能は悪いわけではなかったが、単純に限界領域の挙動がシビアで運転が難しかった。13年モデルは足回りのセッティングを変えて大幅に運転がイージーになった。これだけで評価はグンと上がっている。さらに、ウエットのサーキットで分かったのは、AWDの制御ロジックはR34GT-Rの頃からあまり変わっておらず、アクセルをスイッチ的にパタンと速く踏むとフロントへトルクが多めに移動するということ。走りやすくなったことでそのあたりのトルク配分の様子が分かりやすくなった。よりイージーに550馬力が楽しめる車になったということだ。

渡辺敏史
登場から今年で6年目、開発のチーフである水野氏の退社という節目を迎えたGT-R。13年モデルは氏のビジョンにおいては80%の到達点ということだったが、こと速さということに関しては、これ以上いったい何が必要なのかというレベルに達しているのはご存じの通りだ。むしろ注目すべきは中身に「いいクルマ」に必要な所作が備わってきたこと。日常的な速度での微妙な操作に柔らかく緩やかに応えられることのみならず、その操作感すら心地よいものと思わせるか? という点においてもGT-Rは表現力を高めてきた。圧倒的な火力を毛ほどのロスも許さず路面に伝え抜くという執念が生んだ日本の「デジゴジラ」は、今こそ味わっておくに値する熟度といえるだろう。

西川 淳
水野さんは去ってしまった。けれども日産にはまだ人材がいる。GT-Rのさらなる“革新”を信じてこれを記そう。日産GT-Rは、デビュー後7年経ってなお、日本が世界に誇るスーパー・スポーツだ。パフォーマンスの鮮度にいささかの“落ち”もない。デビュー後も、不断の開発を続けてきたその成果である。GT-Rを飽きたなどという人は、このクルマの本当の実力を知らない=ちょっと試しただけで知ったかぶりする連中である。ボクのなかでは未だに、欲しいと思う、ほとんど唯一の国産車だ。確かにこのクルマの未来は難しい。水野流の継続では、本当の進化などありえない。だからこそ、期待したい。水野GT-Rを超える田村(水野さんの後継者)GT-Rを。




アルピナD5ターボ・リムジン
3 20pt

アルピナD5ターボ・リムジン
(菰田 潔20pt)

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アルピナD5ターボ・リムジン
菰田 潔
日本市場のためだけに作ったユーロ6対応の3ℓ直6ターボのディーゼルは、トルキーなだけでなく美しく回るエンジンだ。しなやかにストロークするサスペンションはアルピナ・マジック! 満タンでレンジは1000km超。それを生かすかのように長距離ドライブも疲れない。

 
 
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「ENGINE 2014年3月号」以前の定価表記は、発売時の定価になっております。
予めご了承くださいますようお願い申しあげます。



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