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TAG Heuer presents ENGINE THE HOT100 2013年夏版! 価格帯別ランキング発表!


HOT 4 400〜499万円


BMW 320dブルーパフォーマンス
1 87pt

BMW 320dブルーパフォーマンス
(河村康彦18pt+小川フミオ16pt+国沢光宏16pt+菰田 潔14pt+九島辰也8pt+石井昌道7pt+森口将之7pt+河口 学1pt)

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BMW 320dブルーパフォーマンス
河村康彦
“普通の3シリーズ” に感心していたら、そこに輪を掛ける感動をもたらしてくれたのがこの仕様。スタート直後から発揮される太いトルク感は圧巻で、単なる“エコカー” とは一線を画しているのは明白。エンジン回転の高まりと共に伸びるパワー感も痛快で、ディーゼルでもBMW流儀の“駆けぬける歓び” を立派に体現している。 さらに素晴らしいのは、タイト・コーナーでもグイグイと曲がるハンドリングや、ガソリン・モデルと変わらぬしなやかさに、重いと言われるディーゼル・エンジンをフロントに積みつつも一切のエクスキューズを必要としないこと。このモデルに乗ると、今度の3シリーズに“外れ” の仕様など存在しないということに気づく。

国沢光宏
二酸化炭素の排出量を少なくしたい(燃料コストを低くしたいことと同一)というのが最近のクルマ選びの流れ。排出ガス処理技術の進化によりハイブリッドのほか、ディーゼルという選択肢も出てきた。ディーゼルの面白さは動力性能を全く犠牲にしない点にある。だから欧州じゃディーゼルが人気なのだ。30%くらい優れた燃費のほか、燃料の価格が安いのも大きなメリット。また日本市場における320dの面白さは、320iとの価格差をわずか20万円に抑えたこと。現地価格を考えると40万円差だっておかしくない。つまり「日本でディーゼルを売りたい!」という戦略的な価格設定をしてきたワケ。「3シリーズを買うならディーゼル」というのが多くの選考者の結論です。

小川フミオ
ルドルフ・ディーゼルが1892年に発明したディーゼル・エンジン。わが国ではいぜん乗用車には馴染みが薄いこのエンジンの良さに改めて気づかせてくれたのが320dだ。4000rpmあたりまでしゅっと吹け上がる、およそディーゼルらしからぬキャラクターを備えており、それに卓越したハンドリングが組み合わされている。低回転域を使う市街地から、低い回転で太いトルクを発生するディーゼルの特性が活きる高速巡航まで、ガソリン車とは違う魅力がある。スタート・ストップ機構のみ、始動時にガラガラっという独特の音を繰り返し聞かされるので、僕はついオフにしたが。1913年に船窓から忽然と姿を消したディーゼルが残してくれた遺産は偉大だと今さら思う。




BMW 320dブルーパフォーマンス・ツーリング
2 76pt

BMW 320dブルーパフォーマンス・ツーリング
(大谷達也20pt+小沢コージ20pt+清水草一16pt+金子浩久13pt+渡辺敏史7pt)

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BMW 320dブルーパフォーマンス・ツーリング
小沢コージ
ある意味、日本のクリーンディーゼル元年である去年リリースされた、VWゴルフ、ミニと並んで見ないで買っても間違いないドイツ車。ボディは剛性感といい質感といい文句ナシで、フロント・マスクは新世代の甲殻類系で一瞬悩むが1シリーズより全然マシ。自慢のハンドリングは、旧型より重みが増して、真っ直ぐ走っているだけでも頼もしく、切り込むと思わず微笑んじゃう味の良さ。極めつけはエンジンでマツダ・ディーゼルほど軽くは回らないが、2000rpm以下からの38.7kgmの極太トルクの力強さは快感。しかもATは世界最高レベルの8段で、ダイレクトなだけでなく、めちゃくちゃショックなし。燃費も19km/ℓ台と破格。500万円なんてすぐに元取れる!?

大谷達也
とにかく中身がみっしりと詰まっている。ボディ剛性は文句なし。しかも、そこに取り付けられているサスペンションが、あいまいな動きを一切見せない。まるでクルマ全体が強靱なゴムボール(?)でできているみたいな、不思議な一体感だ。この一体感をさらに高めているのが2.0ℓ4気筒のディーゼル・エンジン。トルクの立ち上がりが素早いだけでなく、回転の上がり下がりもスピーディーだから、ドライバーのイメージとクルマの動きにズレがない。コンパクトなコーナーからでもすぱっと立ち上がれる。まるで手の上でクルマを操っているかのような不思議な感覚。峠道でパドルシフトが欲しいと思った初めてのディーゼル車だ。燃費の良さを含め、真の万能車である。

清水草一
ディーゼル・エンジンとは、これほどまでにグランドツーリング向きなのか。過日、鈴鹿サーキットへの往復にこのクルマを使用して、そのことを思い知りました。いや、他のディーゼルはいざ知らず、この320dこそが最高のGTだ。誰でもない、コイツだ! ということなのです。出足ではそれほど極太には感じないトルクは、速度が乗るにつれ底無しの極太君と化し、端正かつスポーティなワゴン・ボディをどこまでも押し出す。新東名はまさにアウトバーン。まるで320dのために建設されたようだ。片道400キロが200キロくらいにしか感じない! しかも燃費はリッター20キロにすら迫るという、ガソリンエンジンでは到底考えられないレベルなのです。




キャデラックATS
3 75pt

キャデラックATS
(笹目二朗20pt+佐野弘宗12pt+小川フミオ9pt+大谷達也8pt+菰田 潔8pt+国沢光宏6pt+清水和夫5pt+金子浩久4pt+生方 聡3pt)

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キャデラックATS
笹目二朗
エンジンがイイ。これまでに乗った4気筒量産エンジンで最高点をつけたい。箱根など長い下り坂ではエンジン・ブレ−キが頼りだ。ブレ−キの欠陥の危険がないとは言えない。フェ−ドしない車もない。過去に何度か実際に経験している。だから2速に何km/hで落とせるかを重視する。3速はまったく役に立たないと思っていい。私的な基準であるが80km/h以上で落とせる車を合格としている。ATSは100km/hで2速に落とせる。1速には60km/hでも落とせる。クランク回りの剛性が実にしっかりしている。アメリカ本土でそんな使い方はしないと思うが高回転を維持した時の頼もしさは別格。エンジン本体の“フォ−ン”というメカニカルな音がいい。排気音で誤魔化していない。

佐野弘宗
BMWコンプレックスまるだしミズスマシ系ばかりの高級Dセグメントにあって、その洗脳的呪縛から軽やかに解脱してみせたのが、ほかでもないキャデラックとはちょっと驚き。どっしり安定かつ接地感濃厚なリア・タイヤを軸に、たおやかにロールしながら吸いつく操縦性。3.5ℓ級のトルクを後輪だけで御しきる本物のスタビリティ。その走りはどの競合車より大人っぽく、どの欧州車より欧州っぽい。この動力性能に電動本革シートと追突防止ブレーキも付いて、この値段。マジで安い。リセールは正直いって不透明だが、あの徳大寺巨匠も「クルマとは損をするもの」と言っておられるではないか。ステキなクルマを素直に買ってこそ、景気もよくなる(ホントか?)。

小川フミオ
ある種予言的なクルマである。これからクルマに求められるコンテンツには、アドバンスト・セーフティの技術が多くなるだろう。衝突回避や後続車両の認識や歩行者などの検知といった、これまでドライブにおける重大なタスクだったものが、クルマのおかげでうんと軽減されるとしたら福音だろう。2ℓターボ・エンジン搭載の小型後輪駆動セダンであるATSは、米国ではBMW 3シリーズやメルセデス・ベンツCクラスなどスポーティなドイツ車をライバルとしているようだが(日本でもそうしたいとか)、意外なほど重厚感のあるドライブ感覚がそれを納得させる。そして同時に、数々の安全技術を採用したのは特筆すべき点だ。慣れたら離れられないのである。




レインジ・ローバー・イヴォーク
4 66pt

レインジ・ローバー・イヴォーク
(笹目二朗19pt+小沢コージ13pt+清水草一10pt+桂 伸一9pt+齋藤 聡6pt+日下部保雄4pt+国沢光宏3pt+佐藤久実2pt)

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レインジ・ローバー・イヴォーク
小沢コージ
衝撃的デザインで、世界のリッチマンを一瞬で虜にした“ミニ・レンジローバー”。ノーブルなフロント・マスクは兄貴譲りだが、凝縮感あるクーペ風ボディは超アバンギャルド。ベースはフリーランダーというが骨格の9割が新作で走りも十分ミニ・レンジ。

笹目二朗
ジャガーXJ同様2ℓエンジンで軽快に走る動力性能は驚き。イヴォークの魅力はユニークなルーフ・ラインを持つクーペのようなスタイリング、レンジローバー伝統の滑らかな走行感覚。そして車自体の存在だけでなく生活の豊かさが偲ばれるのも憧憬対象。




レインジ・ローバー・イヴォーク・クーペ
5 54pt

レインジ・ローバー・イヴォーク・クーペ
(藤原よしお17pt+岡崎五朗15pt+塩澤則浩8pt+小川フミオ6pt+石井昌道4pt+河村康彦3pt+生方 聡1pt)

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レインジ・ローバー・イヴォーク・クーペ
藤原彦雄
イギリス人は何年(何十年?)かに一度、モノ凄い発明をする。イヴォークはその典型。デビュー1年以上たっても色褪せないこの美しい造形、高い質感はさすが。使い勝手は5ドアだけど、後世になって評価(価値)が上がるのはクーペだと思う。

岡崎五朗
とにもかくにもイヴォークの魅力はデザインに尽きる。かつてこれほどスタイリッシュなSUVなどなかった。外観に負けないセンスと丁寧さをもって仕上げたインテリアも素晴らしい。そんなイヴォークの魅力を最大限引き出しているのはクーペだと思う。




メルセデス・ベンツSLK 200 ブルーエフィシェンシー MT
6 37pt

メルセデス・ベンツSLK 200 ブルーエフィシェンシー MT
(河口 学17pt+国沢光宏17pt+清水和夫3pt)

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メルセデス・ベンツSLK 200 ブルーエフィシェンシー MT
河口 学
いまSLKを買うなら間違いなくこのMT。MTの楽しさはもちろんだが、素のオープンの良さが味わえる1台でもある。

国沢光宏
マニュアルを追加して間もないため、皆さん試乗出来ていないんだと思う。ハンドルを握って貰えば、簡単に20〜30番手は上がると考えます。




シトロエンDS5 シック
7 36pt

シトロエンDS5 シック
(森口将之10pt+清水草一7pt+石井昌道6pt+菰田 潔5pt+佐藤久実3pt+竹岡 圭3pt+大谷達也2pt)

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シトロエンDS5 シック
森口将之
他の何にも似ていないフォルム。モダンでエレガントなデザイン。固いと言われる足もあらためて乗ると優しい。現行仏車でいちばんフレンチ丸出し。




メルセデス・ベンツA 250 シュポルト
8 35pt

メルセデス・ベンツA 250 シュポルト
(石井昌道14pt+竹岡 圭14pt+岡崎五朗7pt)

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メルセデス・ベンツA 250 シュポルト
石井昌道
保守的だったイメージのメルセデスが、本気でスポーティに取り組んだことにビックリ! ランフラット・タイヤじゃないA250シュポルトが好印象。




メルセデス・ベンツC 200 ブルーエフィシェンシー・スポーツ
9 26pt

メルセデス・ベンツC 200 ブルーエフィシェンシー・スポーツ
(村上 政14pt+菰田 潔12pt)

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メルセデス・ベンツC 200 ブルーエフィシェンシー・スポーツ
村上 政
日本で乗るには最適の大きさと動力性能を持つコンパクト・サルーンの定番中の定番。次期型は大型化確実となれば、成熟したモデル末期のいまが買い。




BMW 320i
10 23pt

BMW 320i
(国沢光宏13pt+島下泰久7pt+笹目二朗3pt)

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BMW 320i
国沢光宏
320dを上位にランクさせた人が多かったため、下位に落ちてしまった(20位以内に2グレードは入れにくい)。実力としちゃ30位以内です。




フォルクスワーゲン・ゴルフ・カブリオレ
11 19pt

フォルクスワーゲン・ゴルフ・カブリオレ
(森 慶太19pt)

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フォルクスワーゲン・ゴルフ・カブリオレ
森 慶太
ベースのハードウェアの能力が高いからこそのデキのよさではあるけれど、フツーのゴルフ(VI)とはけっこう別キャラ。贅沢カー。

 
 
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ENGINE 2019年4月号
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バックナンバーページの定価表記について
「ENGINE 2014年3月号」以前の定価表記は、発売時の定価になっております。
予めご了承くださいますようお願い申しあげます。



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