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TAG Heuer presents ENGINE THE HOT100 2013年夏版! ブランド別ランキング発表!


HOT 4 アウディ


アウディR8 4.2FSIクワトロ
1 52pt

アウディR8 4.2FSIクワトロ
(渡辺敏史20pt+河村康彦19pt+村上 政6pt+笹目二朗4pt+佐野弘宗3pt)

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アウディR8 4.2FSIクワトロ
河村康彦
“首振りAT”から一転、7段DCTを手に入れて、この期に及び魅力度大幅アップ! 下からトルキーなのに上までシュワンと回るV10も捨て難いが、多少なりとも身の丈感が漂う(?)ので敢えて4.2を選択。雨のサーキットでも操安性バツグン!

村上 政
これまでも極めてバランスのいい、日常的に使えるほどの扱い易さを持ったスーパー・スポーツカーだったが、唯一の欠点が自動MTの低速時のギクシャク感だった。 フェイスリフトでツイン・クラッチ式を得て、その点も解消。いま熟成の極みにある。





アウディR8スパイダー 5.2FSIクワトロ
2 31pt

アウディR8スパイダー 5.2FSIクワトロ
(大谷達也18pt+石井昌道13pt)

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アウディR8スパイダー 5.2FSIクワトロ
大谷達也
ややラフだったV10エンジンのフィーリングが一変。ダブルクラッチ式ATの感触も良好で「もっとも洗練されたスーパーカー」の称号を贈りたい。

石井昌道
以前はV8のMTが最高だったR8だが、DCTの採用とシャシーバランスの改善によってV10のSトロニックもオススメのモデルとなった。



アウディR8 5.2FSIクワトロ
3 30pt

アウディR8 5.2FSIクワトロ
(日下部保雄17pt+西川 淳8pt+佐藤久実5pt)

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アウディR8 5.2FSIクワトロ
日下部保雄
ツインクラッチになって俄然ドライバビリティが向上したR8。間違いなく誰でも乗れるスーパーカー、ナンバー1だろう。クワトロも味のあるセッティングだ。

西川 淳
DSGを得てよりアウディらしく振る舞うようになったデイリー・スーパーカーだが、V10ミドをマニュアル・ミッションで操るという歓びも評価したい。



アウディA1 1.4TFSI
4 23pt

アウディA1 1.4TFSI
(生方 聡20pt+島下泰久3pt)

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アウディA1 1.4TFSI
生方 聡
ひと目ぼれして衝動買い! スポーティな外観は存在感があり、一方、内装はアウディの名に恥じない高い品質を示す。まさに、プレミアム・コンパクトの手本。基本部分はVWポロと共通のはずだが、ステアリング・フィールひとつとっても、ポロより明らかに上質だ。

島下泰久
デザインの切れ味も、走りのクオリティも、実は現行アウディ車で一番はコレじゃないかと密かに思っている。買うなら絶対3ドアを選びたい。



アウディS8
5 19pt

アウディS8
(大谷達也10pt+齋藤 聡9pt)

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アウディS8
大谷達也
エンジンが先代から2気筒分減ったことより、ずっと多くのものを手に入れたハイパフォーマンス・セダン。クワトロの万能性はライバルにない魅力。

齋藤聡
520psを発揮する4ℓツインターボと、それをあっさり受け止めるクワトロ・システムを持つ。しかも気筒休止システムは高速道路燃費で12km/ℓを超える。




HOT 5 ルノー


ルノー・メガーヌ・ルノー・スポール
1 173pt

ルノー・メガーヌ・ルノー・スポール
(佐野弘宗20pt+塩澤則浩19pt+飯田裕子18pt+齋藤浩之17pt+生方 聡16pt+佐藤久実16pt+石井昌道15pt+齋藤 聡15pt国沢光宏12pt++岡崎五朗10pt+村上 政7pt+森口将之5pt+河口 学2pt+竹岡 圭1pt)

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ルノー・メガーヌ・ルノー・スポール
塩澤則浩
 何が凄いって、競技用のホモロゲ・モデルだというその事実が凄い。ロールケージとバケット・シート、5点式シートベルト、消火器などを装備すれば、即、国際格式のラリーに出場できる。ヨーロッパのラリー、特にターマック(舗装路)では、インプレッサのライバルとして活躍し、かの新井敏弘選手に「アレは速えェ!」と言わしめる実力は折り紙つきだ。トラクション性能に勝るスーパー4WDマシンに真っ向勝負を挑んでも負けないのは、FFならではの軽さと機敏かつグイグイとよく曲がるハンドリング、そして2ℓターボの中低速域のぶ厚いトルクによるところが大きい。もちろんロード・モデルはこうした利点をそのまま持っているのだから文句はナシ。コレでラリーに出たい。

佐野弘宗
 FFで本物のスポーツカーをつくったらこうなる……というお手本。もっとパワフルなFFもあるけれど、それはもはや電子制御なしでは成立しない。メガーヌR.S.の電子制御はごく一般的な横滑り防止装置のみで、しかも、それすら「本気で走るときはカットしてね」が前提(笑)。本国テスト・ドライバー氏が駆るメガーヌR.S.に鈴鹿で同乗させてもらったが、まるでFRみたいに曲がる曲がる! これほど走りの選択肢が多いFFはほかない。そんでもって、本格サーキット路面でゴリゴリ走り続けても、まったく涼しい顔の超タフネス!! 新型クリオ(日本名ルーテシア)R.S.の内容を見るかぎり、こんな本物のアナログ・スパルタン系はルノー・スポールでもこれが最後か?



ルノー・トゥインゴ・ゴルディーニ・ルノー・スポール
2 25pt

ルノー・トゥインゴ・ゴルディーニ・ルノー・スポール
(佐野弘宗16pt+笹目二朗9pt)

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ルノー・トゥインゴ・ゴルディーニ・ルノー・スポール
笹目二朗
コレは街乗りのチューニング・カーです。メーカー仕立てのソツのない仕上がり、MT操作の楽しさは本物です。ギアボックスだけ手配した車と大違い。

佐野弘宗
スカッと回るテンロクNA、ロールしきってからが真骨頂の伝統的ルノー・シャシー。サンク時代を思わせる郷愁のホット・ハッチ。甘酸っぱい青春の味。



ルノー・ウィンド
2 20pt

ルノー・ウィンド
(森口将之19pt+佐野弘宗1pt)

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ルノー・ウィンド
森口将之
流していればリラックスできるのに、鞭を入れればしっかり付いてくる。昔のライトウェイトスポーツを思わせる世界を味わわせてくれる貴重な1台。

佐野弘宗
開発はルノー・スポール。デザイナーは日本人。世界でもっとも軽快に開閉する電動格納ハード・トップ……と、ウンチクと遊び要素がテンコ盛り!




HOT 6 レインジ・ローバー


レインジ・ローバー5.0 V8スーパーチャージド・ヴォーグ
1 76pt

レインジ・ローバー5.0 V8スーパーチャージド・ヴォーグ
(藤原よしお20pt+島下泰久17pt+清水和夫17pt+九島辰也15pt+大谷達也7pt)

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レインジ・ローバー5.0 V8スーパーチャージド・ヴォーグ
島下泰久
 ほぼ10年近くもフルモデルチェンジされず、どうなるんだろうと案じていたレンジ・ローバーの新型は、驚きのオール・アルミ・ボディで登場した。乗ってみると、すべてがしっとりとした上質な乗り味は、まさにレンジ・ローバー。それなのに、瑞々しいほどの軽快さが同居していて、何とも新鮮だった。しかし考えてみれば、初代ランド・ローバーはアルミ・ボディ(このときはアウターパネルのみ)による低重心化がその走りを支えていたわけで、つまり、新型の軽快な走りもDNAに刻まれたものだと言うことができる。まさに「変化ではなく進化」なのだが、その跳躍の幅は、おそろしく大きい。ブレの無いコンセプトと徹底した開発姿勢には、ただただ頭を垂れるのみだ。

清水和夫
 ジャガーと同じエンジンを積み、ジャガー由来のアルミ・ボディ技術で開発された新型レンジ・ローバーは英国車の復活を感じさせるモデルだ。伝統的な高級サルーンで知られるジャガーXJと比べても、こちらのほうがセレブリティには向いている。しかし、オフロードを本籍としながらも高級車として君臨できるレンジ・ローバーは不思議なブランドではないだろうか。ランド・ローバー社は1948年に創業し、農業・アウトドア・産業と人々の暮らしに役立つクルマを産み出した。しかし、その後、英国王室にも使われるようになり、高級車としての認知も得た。そのDNAには英国の最高級車ディムラーの記憶も組み込まれているだろう。とてもスリリングなブランドなのだ。



レインジ・ローバー・イヴォーク
2 66pt

レインジ・ローバー・イヴォーク
(笹目二朗19pt+小沢コージ13pt+清水草一10pt+桂 伸一9pt+齋藤 聡6pt+日下部保雄4pt+国沢光宏3pt+佐藤久実2pt)

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レインジ・ローバー・イヴォーク
小沢コージ
衝撃的デザインで、世界のリッチマンを一瞬で虜にした“ミニ・レンジローバー”。ノーブルなフロント・マスクは兄貴譲りだが、凝縮感あるクーペ風ボディは超アバンギャルド。ベースはフリーランダーというが骨格の9割が新作で走りも十分ミニ・レンジ。

笹目二朗
ジャガーXJ同様2ℓエンジンで軽快に走る動力性能は驚き。イヴォークの魅力はユニークなルーフ・ラインを持つクーペのようなスタイリング、レンジローバー伝統の滑らかな走行感覚。そして車自体の存在だけでなく生活の豊かさが偲ばれるのも憧憬対象。



レインジ・ローバー5.0 V8ヴォーグ
3 63pt

レインジ・ローバー5.0 V8ヴォーグ
(金子浩久20pt+岡崎五朗16pt+河口 学12pt+渡辺敏史12pt+日下部保雄3pt)

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レインジ・ローバー5.0 V8ヴォーグ
金子浩久
アルミ・モノコック・シャシーの新たな採用によって実現された大幅な軽量化は、オンロードでの操縦性や快適性などを向上させた以上にオフロードでの悪路走破性を劇的に革新した。立って登れないような急峻な岩山や、くるぶしまで埋まってしまうような深い砂丘でも、易々と走り切ってしまうのには舌を巻いた。環境だ、安全だと世界中のクルマが内向きに陥っている今、レンジローバーは遥か遠くを望んでいる。

河口まなぶ
やっぱりレンジローバーはいつ乗っても癒される。不思議と身体を包み込む心地の良さは今もなお健在。それでいて以前よりも遥かにダイナミクスが高まっており、その巨体からは信じられない優れたハンドリングを披露する。



レインジ・ローバー・イヴォーク・クーペ
4 54pt

レインジ・ローバー・イヴォーク・クーペ
(藤原よしお17pt+岡崎五朗15pt+塩澤則浩8pt+石井昌道4pt+小川フミオ6pt+河村康彦3pt+生方 聡1pt)

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レインジ・ローバー・イヴォーク・クーペ
藤原彦雄
イギリス人は何年(何十年?)かに一度、モノ凄い発明をする。イヴォークはその典型。デビュー1年以上たっても色褪せないこの美しい造形、高い質感はさすが。使い勝手は5ドアだけど、後世になって評価(価値)が上がるのはクーペだと思う。

岡崎五朗
とにもかくにもイヴォークの魅力はデザインに尽きる。かつてこれほどスタイリッシュなSUVなどなかった。外観に負けないセンスと丁寧さをもって仕上げたインテリアも素晴らしい。そんなイヴォークの魅力を最大限引き出しているのはクーペだと思う。




HOT 7 フェラーリ


フェラーリF12ベルリネッタ
1 72pt

フェラーリF12ベルリネッタ
(石井昌道18pt+清水草一18pt+西川 淳14pt+齋藤浩之12pt+金子浩久9pt+村上 政1pt)

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フェラーリF12ベルリネッタ
齋藤浩之
 この世のものとは思えないV12の合奏にわれをわすれてスロットルを開けまくる。F12はクルマ好きをその音だけで虜にしてみせる。その音色には599GTOのV12が聞かせるような猛々しさはないけれど、心を蕩かすディーヴァのごとき美声を授かっている。この声が聞けるならすべてを投げ打ってでも、という気になる。599系よりもノーズの重心が下がってステアリングに強張る感じがなくなり、怖さなしにひょいひょいと曲がれるようになったから、このクルマにはそぐわない手狭な山間路でさえ、歌声に浸っていられる。なぜV8やV10ではだめなのか、F12の歌声を聴けば、誰もが納得するだろう。フェラーリならでは、イタリアならではの音楽が、ここにある。

清水草一
 かつて、これほどまでに甘美なV12が存在しただろうか? F12に乗って最初に感じるのはそのことだ。このとろけるようにスムーズなフィーリング。それでいて巨龍の如く立ち上がる天井知らずのパワー。458系はスポーツカーの総合芸術へと昇華したが、このF12は依然としてフェラーリが「1にエンジン、2にカッコ」のエンジン運搬機であることを思い知らせる。と言っても、550等に見られるかつてのイーカゲンな作りはどこにもなく、信じがたいほど高級な乗り心地と、フロント・エンジン車としてあり得ないレベルの回頭性を実現。デザインがまた魅惑的だ。この超ロングノーズ! そして599から大幅に低められた着座位置がもたらす正統派のスーパーカー感!



フェラーリ458イタリア
2 71pt

フェラーリ458イタリア
(清水草一20pt+佐藤久実18pt+島下泰久16pt+齋藤浩之9pt+塩澤則浩5pt+岡崎五朗3pt)

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フェラーリ458イタリア
佐藤久実
 デビュー直後に初めて乗ってからすでに4年経つが、いまだ、感動が薄らぐことのないクルマだ。それまでのフェラーリのイメージをいろんな意味で覆したクルマだった。エンジン・コンシャスなだけでなく、本物のハンドリング・マシンへとドラスティックな変貌を遂げた(と私には感じられた)のに驚いた。速いのに乗りやすい。でもフェラーリらしいシャープな切れ味は損なわれていない。乗せられているのではなく、限界域でも自分のコントロール下に収まっていると思えた数少ないフェラーリ。ハンドリングの気持ち良さにエンジン・サウンドが追い打ちをかける。とどめは秀逸な電子制御。サーキットの限界走行でも走りを妨げることなく挙動を見守ってくれる。

島下泰久
 とにかく切れ味鋭い走りっぷりが病み付きにさせる458イタリア。乗れば乗るほど、もっともっと攻め込みたくなる誘惑にかられる中毒性の高い1台だ。私の腕でCSTカットを試すのは相当勇気が要るが、RACEモードでもさらにヤバさと快感が背中合わせ。スリリングさが全身を刺激してくる。ついつい禁断の世界に迷い込みそうになる。もっとも、真剣に対峙するにはそれなりのドライビング・スキルはもちろんのこと、その前に体力も、動体視力も、そして気力も必要だ。しかし、週末のわずかな自分だけの時間にこのクルマを思い通りに御するために、日頃から肉体と精神の鍛錬に務める。そんな日々を過ごせるのはきっと幸せなことに違いない。憧れるな……。



フェラーリ458スパイダー
3 68pt

フェラーリ458スパイダー
(清水和夫20pt+桂 伸一17pt+渡辺敏史15pt+西川 淳13pt+村上 政3pt)

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フェラーリ458スパイダー
清水和夫
筑波サーキットで458を走らせてみた。サーキットの速さはR35GTRには及ばないが、458はサーキット専用タイヤなど履いていない。街中の乗り心地はフェラーリが大事にしている性能のひとつだ。フェラーリに乗るとエンジンに強烈な個性を感じるが、実は鋭く切れるナイフのようなステアリングに真髄を感じる。電子制御をすべてカットして走ってこそ、フェラーリのソウルに触れることができるのだ。

桂 伸一
「官能的」とたとえられるエンジン・サウンドの代表例。アクセルひと踏みで“血湧き肉躍る”つまり乗ったが最後、平常心ではいられなくなる。扱えるか!? あらゆる意味でスーパーな世界に誘う、平民には触れてはいけない悪女の魅力。



フェラーリFF
4 27pt

フェラーリFF
(西川 淳17pt+齋藤浩之10pt)

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フェラーリFF
西川 淳
4RMシステムによるライド・フィールの新しさでF12よりもFFを選ぶ。ハズシの美学にみちたスタイリングは実にエレガント。人とは違う跳ね馬に、ぜひ!

齋藤浩之
世界最先端をゆく4輪トルクベクタリングの凄さは、雪や氷をものともしない。ほとんど万能のフル4座スーパーGTである。V12の歌声も楽しめる。




HOT フォルクスワーゲン フォルクスワーゲン


フォルクスワーゲンup!
1 85pt

フォルクスワーゲンup!
(小川フミオ20pt+大谷達也19pt+金子浩久16pt+国沢光宏10pt+笹目二朗7pt+森 慶太6pt+渡辺敏史3pt+島下泰久2pt+佐藤久実1pt+藤原よしお1pt)

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フォルクスワーゲンup!
大谷達也
 個人的な話だが、いつの頃からか、自分に必要なものを研ぎ澄ませて考えることに美学を感じるようになってきた。生活をシンプルにすると、自分にとって本当に大切なものとダイレクトに向き合えるようになる。そんな暮らし方に、いまは強く惹かれているようだ。先日、up!を買った。いまはup!1台だけの生活である。ちっちゃなup!のおかげで、私のクルマ生活はグンとシンプルになった。普通の駐車スペースに停めたとき、枠が1/3ほど余っているのを見ると実に清々しい気分になる。燃費はちょくちょく20km/ℓを超える。それでいて片道400kmの遠出を難なくこなし、峠でも驚くほど速い。ちっぽけなup!は、本当にすごいクルマだ。

小川フミオ
 グループ企業を入れると上は700psのアベンタドールや560psの911ターボSまで持つフォルクスワーゲンによる、75psのシティカー。サイズよりもコンテンツが重要なのは、昨今のスマートフォンの興隆と同様。up!のラインナップでもとりわけ内装に凝ったhigh up!は、クルマに乗る楽しみを再認識させてくれた点でも意義は大きい。クルマのダッシュボードは往々にしてレーシングカーがイメージソースになるが、こちらはまさに走るiPad。クルマよりスマホという世代も惹きつけられるだろうし、スマホよりクルマという僕のような人間も、観ているだけで楽しくて気分がアガる。ギア比が低いので高速巡航は得意でないが、そのぶん市街地で使いやすい。VWへの畏怖の念を感じる1台。



フォルクスワーゲン・ザ・ビートル・カブリオレ
2 35pt

フォルクスワーゲン・ザ・ビートル・カブリオレ
(塩澤則浩14pt+村上 政10pt+生方 聡7pt+小沢コージ4pt)

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フォルクスワーゲン・ザ・ビートル・カブリオレ
塩澤則浩
人生を楽しむための入門用オープン・カー。4人乗って荷物も積めるパッケージングは見事。ビートル独特の愛らしいデザインが一番の魅力。

村上 政
このクルマがガレージにあるだけで、退屈な日常がこれまでと違う刺激的なものになりそうだ。ボタンひとつで日常と非日常を行き来できる感覚がある。



フォルクスワーゲン・ポロTSIコンフォートライン
3 34pt

フォルクスワーゲン・ポロTSIコンフォートライン
(生方 聡19pt+河村康彦15pt)

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フォルクスワーゲン・ポロTSIコンフォートライン
河村康彦
サイズ、快適性、燃費、走りも良しと、両手両足を動員しても“拍手”が足りない優等生。比べれば、日本の“自称ライバルたち”が何と不甲斐ない事か!

生方 聡
コンパクト・カーのスタンダードといえるVWのファミリー向けエントリー・モデル。真面目すぎるのが玉にキズだが、そのぶん誰にでもお勧めできる。



フォルクスワーゲン・ポロGTI
4 29pt

フォルクスワーゲン・ポロGTI
(塩澤則浩15pt+小川フミオ7pt+小沢コージ7pt)

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フォルクスワーゲン・ポロGTI
塩澤則浩
ホット・ハッチもダウンサイジング。GTIも豪華になったゴルフではなくてポロを選ぶのが今風。ちなみにWRCでもポロRが連戦連勝で大活躍。

小沢コージ
見た目を裏切る実用性とハイクオリティな内外装、高級車顔負けの高剛性ボディとスポーツライクな1.4ℓターボを持つ理想的モダンホットハッチ。




HOT 9 マツダ


マツダ・アテンザ・セダン XD
1 93pt

マツダ・アテンザ・セダン XD
(大谷達也16pt+小沢コージ15pt+清水草一14pt+齋藤 聡12pt+森口将之9pt+国沢光宏8pt+生方 聡6pt+岡崎五朗6pt+菰田 潔6pt+日下部保雄1pt)

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マツダ・アテンザ・セダン XD
齋藤 聡
 CX5よりむしろアテンザのほうがディーゼルとの相性がいい。なかでもマニュアル・トランスミッションとの組み合わせは抜群だ。ややロングなギヤ比と低回転域が充実したトルク特性が見事にマッチしている。MTで走らせると、ダイレクトにそのトルクが伝わってくる。しかも、アクセル開度に対するスロットルの開け方には相当力を入れたようで、例えば、街中を4速1500rpmで巡航しながらわずかにアクセルを開けた時の、期待通りのエンジン・ピックアップと、同じく期待通りの増速感が素晴らしい。まさに人車一体。重心の低さからくる操縦性の良さもCX5を超える楽しさを作り出している。エンジンとシャシー性能に優れたかっこいいセダンが登場した。

国沢光宏
 毎回ホット100の上位には「瞬間風速」みたいな車種がランクインする。比較的新しく話題を集めたモデルなどで、1年もすれば実力の順位に落ち着きます。アテンザのディーゼル・エンジン搭載車は、今回最も強い瞬間風速となった。もちろんポテンシャルとしちゃ十分に高い。14というディーゼル・エンジンと思えないほど低い圧縮比のため、騒音&振動レベルはヨーロッパのディーゼル・エンジンと比べ勝るとも劣らず。排出ガスの処理に高価なNOx触媒を使っていない(燃焼技術で解決している)ため、コスト的にもリーズナブルに済んでいる。乗り心地の質感などで平均的な日本のレベルを超えていないなど、次回のホット100で上位に残れるか見守っていきたい。



マツダ・ロードスター
2 85pt

マツダ・ロードスター
(飯田裕子17pt+河口 学16pt+島下泰久14pt+日下部保雄13pt+渡辺敏史11pt+村上 政9pt+石井昌道3pt+佐野弘宗2pt)

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マツダ・ロードスター
河口まなぶ
 日本のクルマはとても退屈。なぜならこの小さな島国の中に、信じられないほど多くの自動車メーカーがあるにも拘わらず、多くが右にならえのクルマばかり作って売っているから。日本における日本車はほぼほぼ生活の道具。そうした状況にあってマツダ・ロードスターは眩しくて儚い存在だ。2人乗りのオープンカーだから、そもそもが生活のための道具ではない。その唯一にして最大の理由でこのクルマは救われている。しかも、生活の道具として効率よいクルマ創りが主流の中で、感触や味わいにこだわるという対極のクルマ創りを続けている奇跡。そうして生まれた乗り味、走り味は、オープン・スポーツのお手本ともいえるもの。まさに日本車の最後の砦。

飯田裕子
 現在まで3世代のモデルが登場しているロードスター。何で飽きないのでしょう。新しい世代が最新かつ最良でありながら、過去のモデルでも得られる走らせたときのあの恍惚感……。どうしてロードスターはあんなにピュアなドライビング・プレジャーを“母の無償の愛”(購入時やガソリン代諸々お金は払っているけれど)のごとく与えてくれるのでしょう。打算やあざとさや演出的な味付けがなくシンプル。さらに多くのクルマが電子・デジタル化を進める中、ロードスターにはアナログ人間がアナログ性能を使うほどに響く(=走る)魅力と手応えが感じられるのです。「シンプル・イズ・ザ・ベストスポーツカー」をカタチにしたような走行性能も存在感も未だちっとも色褪せず、根強い。



マツダCX-5 XD
3 53pt

マツダCX-5 XD
(小沢コージ16pt+森 慶太16pt+清水草一13pt+島下泰久6pt+日下部保雄2pt)

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マツダCX-5 XD
小沢コージ
社運をかけたマツダ・スカイアクティブ技術の初フル搭載車。奇跡の低圧縮ディーゼルは低燃費と同時に、ガソリン並みの伸びやかさを実現し、デュアル・クラッチ並みの高効率のAT、軽量高剛性ボディと、総合力では欧州プレミアムSUVにも匹敵!

森 慶太
ちょっと前のアクセラ4WDはガンコに曲がりたがらないかFRみたいにケツが出るかでデキがいまいちだったので気になってたヨンク(の制御)関係。今年のアタマに氷上を走ったら、おお、ヨカッタ!! 動力的にもシャシー的にも速かった!! 氷上でも。




HOT 10 マクラーレン


マクラーレンMP4-12C
1 146pt

マクラーレンMP4-12C
(日下部保雄19pt+金子浩久18pt+佐藤久実17pt+齋藤浩之16pt+河口 学14pt+齋藤 聡13pt+清水和夫13pt+菰田 潔11pt+島下泰久11pt+河村康彦6pt+岡崎五朗4pt+塩澤則浩4pt)

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マクラーレンMP4-12C
金子浩久
 MP4-12Cには驚かされた。積極的に乗り心地がいいのだ。路面の凹凸や細かな突起などからの振動や衝撃をサスペンションが受け止めて吸収しているのだけれども、それが一切ボディには伝わってこない。ステアリングも軽い。サスペンションはよく動き、フラットな姿勢を保ちながらクルマは機敏に向きを変え続ける。「プロアクティブ・シャシー・コントロール」のおかげだ。MP4-12Cは大変に優れた“機械”であるが、同時にとても魅力ある“商品”にも仕上がっている。それはインテリアの新しさに現れている。スーパー・スポーツカー造りの歴史と経験の浅さを逆手に取って成功している。ここにひとつの新しいスタンダードを備えた傑作が誕生したことは間違いない。

河口まなぶ
 ポルシェ以外で徹底した理詰めの機械を感じさせるスポーツカーといえばコレ。この手のスーパースポーツにしては見た目の印象は控え目だけれど、実際に触れ、ステアリングを握り走らせると、なるほど驚きの答えがそこにある。まずびっくりするのは乗り心地の良さで、この手の中ではかなり優れた部類に属している。この種のクルマは往々にしてソリッドな乗り味になりがちなのに、しなやかさを兼ね備える。その乗り味には深みを感じる。また操作系の手応えや重みに始まって、そこから伝達される情報の量や質にも驚かされるものがある。やはりレーシング・カー・コンストラクターならではの、インテリジェンスが溢れている。他と明らかに違う1台だ。



マクラーレンMP4-12Cスパイダー
2 103pt

マクラーレンMP4-12Cスパイダー
(石井昌道20pt+桂 伸一19pt+西川 淳19pt+齋藤浩之15pt+大谷達也13p+渡辺敏史13ptt+村上 政4pt)

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マクラーレンMP4-12Cスパイダー
大谷達也
 F1マシンのテクノロジーを科学の力で進化させてきた純粋技術者集団、マクラーレン。彼らが久しぶりに作り上げたロード・カー、MP4-12Cは「どんなハイ・スピードでもドライバーに冷静沈着な判断を促す」というF1マシン同様のコンセプトを採り入れつつも、世界最高のクォリティとエンジニアリングを追求するロン・デニスらしいこだわりが貫かれた1台。「知的に興奮できる」ところが「肉体的官能派」たるフェラーリとは決定的に異なっている。そのスパイダー版は、モノコックがバスタブ構造のために剛性の低下はなく、重量増はたったの40kg。重心高もクーペとまったく同じ。おかげで、走りのクォリティもまるで変わらない。こんなオープン・スポーツ、初めてだ!

渡辺敏史
 ストリートの数的キャリアが無に等しいマクラーレンが描くスーパーカーのあるべき姿は、とにかく冷静で理知的だ。小さくタイトで、素晴らしい視界を持ち、繊細なタッチの操作系は見苦しいオフセットなど皆無。潔癖なまでに理想を追ったことは、ショウ・ルームで現車を前にしただけで即座に伝わるだろう。そして、その中に込められた革命への求道は、600ps超のパワーを見事に御するプロアクティブ・シャシー・コントロール。スーパーカー的なスピードをシトロエンのように扱わせてしまう魔法のサスは乗り心地も抜群で、結果的にこのクルマをラグジュアリー・クーペにもみせてしまう。これからどういう進化を遂げるのかが非常に楽しみなピュア・スポーツだ。

 
 
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バックナンバーページの定価表記について
「ENGINE 2014年3月号」以前の定価表記は、発売時の定価になっております。
予めご了承くださいますようお願い申しあげます。



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