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TAG Heuer presents ENGINE THE HOT100 2012年夏版! ブランド別ランキング発表!




ENGINE THE HOT100 NEW CARS With the Rankings
HOT100 委員


ホット100のルール
1、ホット100委員会の28人は、現在日本で買える新車の中から、自分で買いたいか、あるいは、これは絶対におすすめというクルマを20台選び、1位から20位までの順位をつける。
2、その際、クルマは車名単位(たとえば、ポルシェ911)ではなく、グレード名単位(カレラ、カレラ4Sなど)まで入れて選ぶ。
3、ホット100事務局は、それぞれの委員の選んだ20台の1位に20点、2位に19点、3位に18点…19位に2点、20位に1点のポイントを与え、その集計により、ホット100のランキングを決定する。
4、同点が出た場合、ホット20に選んだ委員が多い方を上位とする。
5、それでも同点となった場合、最高点が高い方を上位とする。
6、さらに、それでも同点となった場合、価格の安い方をよりバリューの高いものと讃えて上位とする。
飯田裕子
スポーツカー(とSUV)
愛!

飯田裕子

参戦したEVレースでその性能や電費マネジメントの独特さに触れ、モータースポーツの新たな楽しさに開眼。7月のパイクス・ピークも取材予定ですが、EVの活躍に期待です! 愛車のA5クーペは滑らかな走りとデザインによるスポーツ・ビューティぶりや、惚れ込んで選んだ内外装色のおかげか、好きなモノに包まれることで産まれる心身のデトックスやアンチ・エイジング的な効果を発揮中? と感じる今日この頃。信じるものは救われる?

1位 メルセデス・ベンツ SLS AMG
2位 シヴォレー・コーヴェット ZR1
3位 アウディR8 4.2FSIクワトロ
4位 ロータス・エリーゼ
5位 ジャガーXFR
6位 メルセデス・ベンツ C63 AMG
7位 フォルクスワーゲン・シロッコR
8位 アウディRS5
9位 BMW M3
10位 スバルBRZ G Lパッケージ(6段MT)
11位 トヨタGT リミテッド(6段AT)
12位 マツダ・ロードスターRS(6段MT)
13位 トヨタ・ヴィッツG's(5段MT)
14位 ミニ・クーペ・クーパーS
15位 シトロエンDS3 スポーツ・シック
16位 アルファ・ロメオ・ジュリエッタ 1.4TCT
17位 アウディQ3 2.0TFSIクワトロ
18位 マツダCX-5 XD Lパッケージ
19位 フォード・クーガ

 クルマのみならず何かをチョイスする場面で、○○に優しいとかスマートさとか賢明という言葉が日々重宝されています。ある意味でそれは正しい選択となりますが、正直なところ多くは夢より現実、花より団子が優先。どうしても刺激を欠くことが多いのではないでしょうか。
 そんな中、この企画のオーダー・シートに書かれていた「HOTなモデルを欲望のままに選んでください」という言葉が、これまで私が絶やさぬように大事にしてきた種火(=ドライビング・プレジャーを重んじる気持ち)に“欲望”という名の油を見事に注いてくれました。86やBRZの登場も刺激的なモデル選びをするスイッチになっていることは間違いありません。今がチャンス! ドサクサでもいいから『エコ・カー(世界)の中心でスポーツカー愛を叫ぶ!』ことにした次第です。今回は1度乗っただけで私の心に種火を残していった、エキサイティングでエモーショナルでセンセーショナルなモデルたちを欲望のおもむくままに選ばせていただきました。ただし一部を除きロング・ドライブも可能なモデルが並んでいるのは私らしさとご理解ください。
 それじゃなぜSUVも入っているかと言えば、今年はSUVも当たり年。個人的にSUVも好みのタイプであり、HOTなモデルをランク・インさせていただいたつもりです。
石井昌道
乗り逃げしたい
クルマたち。

石井昌道

自動車雑誌の編集者からモーター・ジャーナリストになって7年が経つが、今だに新人気分が抜けきらない。インサイトはHOT20に表れている好みからはかけ離れているが、燃費改善技術には仕事的にも個人的にも大いに興味があるので購入。その前はプリウスにも乗っている。当初は1年も乗れば十分と思っていたが早3年。それほど愛着が沸いているわけでもないが、なぜか乗り換えのモチベーションが低い日々がダラダラと続いている。

1位 ポルシェ911 カレラS(7段自動MT)
2位 ジャガーXJ ラグジュアリー
3位 アウディA8 4.2FSIクワトロ
4位 メルセデス・ベンツ S350 ブルー・エフィシェンシー
5位 フェラーリ458 スパイダー
6位 BMW X3 xDrive28i
7位 メガーヌ・ルノー・スポール
8位 フォルクスワーゲン・ゴルフ TSIトレンドラインBMT
9位 メルセデス・ベンツ SLK350 ブルー・エフィシェンシー
10位 メルセデス・ベンツ C350 ブルー・エフィシェンシーアバンギャルド
11位 BMW120i
12位 ロータス・エヴォーラS
13位 レンジローバー・イヴォーク・クーペ
14位 プジョーRCZ(6段MT)
15位 ボルボS60 DRIVe
16位 マツダCX-5 20S
17位 プジョー508 グリフ
18位 アルファ・ロメオ・ジュリエッタ 1.4TCT
19位 スバル・インプレッサ 2.0i-Sアイサイト
20位 トヨタ・プリウスPHV G

 エコ・ドライブのインストラクターをやっていることもあって、普段は燃費関連に目を光らせているが、今回はその意識をあえて排除。仕事で接した試乗車を、返さないで乗り逃げしたくなってしまうクルマ達を選んだ。こうして見返してみると、ポルシェやフェラーリが上位にくるのは順当なものの、自分でも意外なほどビッグ・サルーンを気に入ることが多い。速く走るのも好きだが、長距離を一気に駆けぬけても疲労が少ないような優れたツアラーも大好物。それにはホイールベースとトレッドが長くとられて落ち着きのある動きを実現しているビッグ・サルーンが有利だからだ。
 疲れ知らずということではメルセデス・ベンツSクラスが永遠の定番だが、ジャガーXJとアウディA8は急な追い上げで肉薄しているし、速く走らせたときの楽しさが上回っているので上位にきた。ポルシェ911は、これまでもスポーツ性では抜きんでた存在だったが、新型はツアラーとしての性能が大幅に真価しているのが気に入っている。また、意識しないとは言っても、賢く燃費を稼ぐメカニズムには純粋に感銘を受けるので、PDKのコースティング機能も加点されて、自分の中では1位になった。MTよりも2ペダルのほうが好きになってしまった初めての911でもある。
生方 聡
“買いたい欲”が
尽きない!

生方 聡

約1年付きあったアウディA1を手放した。A1スポーツバックにしようかと考えたが、もう少し大きな荷室がほしかったのでA3スポーツバックを選んだ。フルモデルチェンジ間近というのはわかっている。「なぜいまさら?」といわれるが、熟成しきったA3はとても気持ちの良いクルマに仕上がっていて、そのうえ、燃費もいいし、デザインも色あせていない。それがわかる自分を“通”だなぁとほくそえむ今日このごろ。

1位 フォルクスワーゲン・ゴルフ TSIトレンドラインBMT
2位 アウディA5 スポーツバック 2.0TFSIクワトロ
3位 アウディA3 スポーツバック 1.4TFSI
4位 レンジローバー・イヴォーク・プレステージ
5位 アルファ・ロメオ・ジュリエッタ・スプリント
6位 ポルシェ・ボクスター(6段MT)
7位 トヨタ86 GTリミテッド(6段MT)
8位 レクサスGS450h Fスポーツ
9位 ボルボS60 DRIVe
10位 アウディTTクーペ 1.8TFSI(スポーツ・パッケージ装着車)
11位 フォルクスワーゲン・ザ・ビートル
12位 マツダCX-5 XD
13位 アウディA1 1.4TFSI(スポーツ・パッケージ装着車)
14位 ホンダ・フリード・ハイブリッド・ジャストセレクション
15位 フォード・エクスプローラー XLTエコブースト
16位 フォルクスワーゲン・シャラン TSIコンフォートライン
17位 シトロエンDS4スポーツ・シック
18位 マツダ・ロードスターRS RHT
19位 メルセデス・ベンツ E350ステーションワゴン
20位 ミニ・クラブマン・クーパー

 このHOT20は、「自分で買いたいか、あるいは、これは絶対にオススメと心底から思うクルマを選ぶ」ということになっている。でも、人様に「これば絶対!」と自信をもってオススメできるほど修行を積み切れていない僕としては、いつものように自分で買いたいクルマ、がんばればなんとか自腹で買えるクルマを20台挙げることにした。
 VWとアウディのファン・サイトを手がけていることから、この2ブランドに触れる機会が多いとあって、HOT20に占める割合もおのずと多くなってしまったが、実際にこの2ブランドのクルマはどのモデルも魅力的だ。とくにパフォーマンスと燃費を見事に両立しているTFSIエンジンとデュアル・クラッチ・ギアボックスの組み合わせや、スポーティかつ快適な走りのおかげで、乗れば乗るほどほしくなってしまうのだ。
 その一方で、いまだに手動変速好きな自分としては、MTのスポーツモデルを手元に置いておきたいという願望があり、86かロードスターならなんとかなるかなぁと、妄想している。そう考えるそばから、ミニバンもいいなぁとか、コンパクトSUVもほしいぞと、“クルマ買いたい欲”が尽きることはない。欲望を掻きたてるクルマが、こんなにたくさんあることに感謝! まだまだこの商売はやめられない。
大谷達也
さらけ出しました!
大谷達也

某誌副編集長からフリーランスに転身して2年少々。この間、200台近いクルマに試乗しましたが、それは1台1台の感触を確かめると同時に、自動車ライターとしての自分を見つめ直す作業だったような気がしています。写真は日常のアシとして使っているルノー・トゥインゴGT。難しいメカニズムはないものの、軽量コンパクトで省燃費。ピッチングがちょっと大きめだけれど、ロード・ホールディングの高さは舌を巻くほどです!

1位 フィアット500 ツインエア・ラウンジ
2位 フォルクスワーゲン・ゴルフ TSIトレンドラインBMT
3位 マツダ・デミオ 13スカイアクティブ
4位 スバル・インプレッサG4 2.0i-S アイサイト
5位 アウディA4 2.0TFSIクワトロ
6位 メルセデス・ベンツ C63 AMG
7位 BMW120i スポーツ
8位 スバルBRZ R(6段MT)
9位 アウディR8 4.2FSIクワトロ(6段AT)
10位 フェラーリ458 イタリア
11位 ポルシェ911 カレラS(7段自動MT)
12位 マクラーレン MP4-12C
13位 ルノー・コレオス・プレミアム
14位 プジョー508 アリュール
15位 ロールズ・ロイス・ファンタム
16位 ベントレー・コンチネンタルGT
17位 メルセデス・ベンツ E350 ブルーテック・アバンギャルド
18位 プジョーRCZ(6段MT)
19位 ホンダCR-V 24G
20位 ロータス・エリーゼ

「ああ、これは真剣勝負だな」。編集部からの依頼文を読んで、そう直感しました。なにしろ、こう書かれていたんです。「欲望のおもむくままに、自分で買いたいか、あるいは、これは絶対にオススメと心底から思うクルマを選ぶ」 つまり、自分の感じるところを全部、正直に白状しなさい、というわけです。われわれは「自動車ジャーナリスト」なんて呼ばれていますが、とどのつまりはクルマを運転したときに感じたことを言葉にする商売。つまり、感性で勝負しているわけです。で、その大切な自分の感性をさらけ出せというのですから、これはもう、うら若き女性が公衆の面前で裸になるくらい恥ずかしいことであり、学校の先生が生徒の作ったテストに回答するくらい沽券に関わることだと思ったわけです。
 だから真剣に答えました。よりどころにしたのは、自分が乗って、触れて、心の琴線に触れたかどうか。そのなかでも、自分にとってより現実的と思われるクルマを上位に選びました。フェラーリ、マクラーレン、ロールズ、ベントレー…。正直、現実的なクルマじゃありません。でも、どれも自分の感性に激しく訴えかけてきたので、敢えて選びました。こうしてできあがったリスト、いま改めて眺めても満足できる内容に仕上がりました。でも、やっぱり、ハズカシー!
岡崎五郎
豊かな時間をもたらす20台。
岡崎五郎

1966年東京生まれの46歳。テレビ神奈川などで放送中の「岡崎五朗のクルマでいこう!」は5年目に突入。最近は家族そろって番組を見てくれている方が増え「お父さんが好きなクルマを選べるよう、援護射撃をする番組」という当初の狙いが徐々に浸透してきた手応えを感じている。愛車はプジョーRCZの6段MT仕様。そろそろ2年経つが、飽きるどころかますます愛着が湧いてきて、かなり長い付き合いになりそうな予感。買うなら絶対にMTがオススメです。

1位 ポルシェ・ボクスター
2位 ポルシェ911 カレラS
3位 レンジローバー・イヴォーク・クーペ
4位 フェラーリ458 イタリア
5位 プジョーRCZ(6段MT)
6位 フォルクスワーゲン・ゴルフ TSIトレンドラインBMT
7位 アウディA8 4.2TFSIクワトロ
8位 メルセデス・ベンツ C200 ダイナミック・ハンドリング・パッケージ
9位 BMW523i ハイライン・パッケージ
10位 マツダCX-5 XD Lパッケージ
11位 メルセデス・ベンツ E350 ステーションワゴン・アバンギャルド
12位 BMW320i
13位 フォルクスワーゲン・ポロ TSIコンフォートライン・ブルー・モーション
14位 ミニ・クーパー
15位 ランチア・イプシロン・ツインエア(5段MT)
16位 アウディA5クーペ 2.0TFSIクワトロ
17位 ボルボV60 T4 R-デザイン
18位 ベントレー・ミュルザンヌ
19位 メルセデス・ベンツ CL65 AMG
20位 マゼラーティ・グラントゥリズモS(6段AT)

 歳をとったせいか、滅多なことでは動じない(感動力が衰えた?)図太さが身に付いてきた僕だが、南仏で試乗した新型ボクスターには本当に鳥肌がたった。飛び道具的なハイテクは一切なし。けれどそこには信じがたいほどのドライビング・プレジャーがあった。もしかすると快適性と楽しさのバランス・ポイントは911を超えたかもしれない。
 奇跡的ともいうべき最高の乗り味を示すボクスターに乗りながら改めて思ったのは、クルマはやっぱり乗ってナンボということ。デザインで魅了し、走り味で感動さてこそ心から愛せるし、皆さんに自信をもってオススメできる。いま日本では安さと燃費と室内の広さにのみ焦点を当てたクルマがもてはやされているが、僕はそういうクルマを愛すことはできない。そして、愛せないクルマに大金を投じるつもりもまったくない。
 どうせ乗るなら触れ合っている時間を豊かなものにしてくれるクルマを選ぶべきだし、またそういう選択肢をご提示することがわれわれモーター・ジャーナリストの使命だろう。
 デザインの好みや求めるジャンル、用意できる予算は人それぞれだろう。しかし、今回お示しした20台は、どれを選んでも必ずや豊かな時間をもたらしてくれる逸品ばかりだ。唯一残念なのは、リストに日本車が1台しか入っていないことである。
小沢コージ
我が輩は小市民である。
小沢コージ

80年代のシティ・カブリオレに乗っていたが、ふと「これはカンタンに死ねる」と思い、換えようと思った。安全性は「デカい原付」と割り切っていたつもりだったが、高速で前後をトラックに囲まれたりすると……恐ろしすぎる。一方シティ経験で私は小さいクルマの楽しさを痛感。ふと「いまセコハンのiQっていくら?」と思い調べたらメチャクチャお手頃でソク買い。乗り心地が悪い以外は素晴らしく、毎日乗ってて飽きないクルマですよ。

1位 フォルクスワーゲン・ゴルフ TSIコンフォートライン・プレミアム・エディション
2位 ミニ・コンバーチブル・クーパー
3位 ポルシェ・ボクスター(7段自動MT)
4位 BMW116i スポーツ
5位 BMW X1 sDrive 18i
6位 BMW320i ツーリング
7位 マツダCX-5 XD Lパッケージ
8位 フォルクスワーゲン・シャラン TSIコンフォートライン
9位 ボルボS60 DRIVe
10位 フォルクスワーゲン・ポロ TSIコンフォートライン
11位 ルノー・カングー(4段AT)
12位 シトロエンC3
13位 レンジローバー・イヴォーク
14位 トヨタ・プリウスPHV G
15位 日産エクストレイル 20GT
16位 日産リーフX
17位 トヨタ86 GT(6段MT)
18位 トヨタiQ 130Gレザー・パッケージ
19位 ホンダNボックスG Lパッケージ
20位 スズキ・スプラッシュ

 なぜなんだろう? 自分に正直に「いま買えそうな奴」を「買いたい順」に並べただけなのだが…正直、クルマのプロとしてしょぼ過ぎるし、我ながら夢がない。メチャクチャ小市民的(笑)…みんなニュー・コンチネンタルGTとか並べてるんでしょうねぇ。しかし私は基本的にウソがつけないし、そもそもつく気がない。だから言うけど、現実にスーパーカーは嫌いではないが、買える気がまるでしない。昔は単行本が大ヒットしたら!? なんて妄想もなくはなかったが今はまるでない。ズバリ、がんばって300万円代で、その中で現実的順に並べたらこうなってしまった。実につまらぬ性格ではある。
 現行ゴルフは、マジで昔のメルセデスW124にすら匹敵する圧倒のクオリティだと思う。ぶっちゃけコンチネンタルGTだって、短絡的に言うと「デカくて豪華なゴルフ」だ。現代人の普通のクルマ好きに取っての一番の喜びは、これほど高品質なクルマを、たかが200万円代後半で買えることだと思う。
 同様にミニもそうで、ゴルフほど使えないけど、その分華やかさがあって、特にコンバーチブルは非常にバリアブルで扱い易い。「こんなの大の大人は買えない」と昔テリー伊藤さんに言われたが、こういうのを大の大人が買うのがまた1つの現代人のシアワセだと思う。この感覚はしばらく変わりそうにない。
桂 伸一
気になるお年頃。
桂 伸一

業界で賛否が分れるプリウスは愛車の中の1台だが、実燃費の良さや走行性能ほかの魅力を知れば雑音など耳に入らない。写真は久々に連れ出した相棒。90年生まれのヤングタイマーにかまける時間は楽しい。クルマなりの癖、クラスに似合わないオーバー・クオリティな質感はいまや望んでも得られない個性。ところで53歳にしてスプリント・レースに再挑戦。LOTUS CUPの2イレブン・クラス。緊張と興奮!! やはりレースは楽しい。

1位 アストン・マーティン V8ヴァンティッジS
2位 シヴォレー・コーヴェット ZR1
3位 フェラーリ458 イタリア
4位 アストン・マーティン DBS
5位 メルセデス・ベンツ SLS AMG
6位 メルセデス・ベンツ SL63 AMG
7位 ジャガーXKR-S
8位 レンジローバー・イヴォーク・プレステージ
9位 ポルシェ・ボクスター・スパイダー
10位 ジャガーXKR
11位 ロータス・エキシージ・カップ 260
12位 キャデラック CTS-Vクーペ
13位 ジャガーXJ スーパースポーツ
14位 メルセデス・ベンツ C63 AMG
15位 フォード・マスタングV8 GT
16位 BMWアクティブ・ハイブリッドX6
17位 フォルクスワーゲン・トゥアレグ・ハイブリッド
18位 メルセデス・ベンツ B180 ブルー・エフィシェンシー
19位 ボルボV60 T4 Rデザイン
20位 フォード・クーガ

 そろそろスポーツカーが似合う“お年頃”と決めつけ、愛車の1台に2シーター・スポーツカーを加えたいと思うようになってから数年。時勢を含む諸般の事情から実現にいたらない甲斐性なし状態はいつまで続くのだろう。
 そんなワケでHOT20もまずは自分で手に入れたい度数が高い順にスポーツカーを並べた。この先日本を含む各国の動向に明るい話題はなさそうで、ならばクルマに楽しむ要素を求めると、スポーツカーに…。とはいえ狭い日本、規制でがんじがらめの状況では当然のようにスポーツカーは生き難い。
 そんな状況を打破してくれるのが、富士スピードウエイの“ナンバー付き一般車輌の走行時間帯“。合法的に最高速を引き出す事を可能にする。もちろんオウン・リスク。自分のことは自分で責任を持って行動したい。
 SL63AMGにはSLクラスも含めてもいい。量産初のアルミ・ボディによる文字通りSL(軽量スポーツ)の意味が溢れる走りと乗り味の見事さに惹かれた。XKRも乗ったらもう十分と思ったが、XKR-Sを知るとランク・インさせないワケには行かなくなった。スポーツカー群に忽然と加わるイヴォークは、現状の我が家に許される愛車候補No1。V60T4 Rデザインも新規だが、実用上はもっと上位にランクされる完成度の高さを持っている。
金子浩久
日本車が少ない!
金子浩久

すでに8年、7万kmを乗っているポルシェ・ボクスター。このクルマを買う直前に出掛けていた旅について書いた本が『ユーラシア横断1万5000キロ』として一冊にまとまった。最近は読んでくれた人の読後感などがブログやホームページに寄せられるようになり、やり取りをさせてもらうのを楽しみにしているところです。ところで楽しみといえば、新しくなったボクスター。1位に投じましたが、早く日本で乗ってみたいです。

1位 ポルシェ・ボクスター
2位 レンジローバー・イヴォーク・クーペ
3位 ポルシェ911 カレラSカブリオレ
4位 ベントレー・コンチネンタルGTC
5位 ボルボV70 DRIVe
6位 フェラーリff
7位 ジャガーXKR-S
8位 ルノー・ウインド
9位 アルファ・ロメオ・ジュリエッタ 1.4TCT
10位 ポルシェ・カイエンSハイブリッド
11位 マツダCX-5 XD(前輪駆動)
12位 ランドローバー・ディスカバリー4 SE
13位 フォルクスワーゲン・パサート・バリアントTSIコンフォートライン
14位 フォード・マスタングV8 GT
15位 メルセデス・ベンツ CL550 ブルー・エフィシェンシー
16位 プジョー508 アリュール
17位 三菱i-MiEV M
18位 日産キューブ 15G
19位 アウディR8 4.2FSIクワトロ
20位 スズキ・ジムニーXC

 数えてみると、20台中に日本車はわずか4台。HOT10には1台も入っていない。なにも輸入車に偏重しているつもりはない。僕は「HOTイコール今日的な魅力」と定義しているので、今日的な魅力を備えたクルマを挙げていったら、結果として日本車が少なくなってしまっただけなのだ。
 ここに選んだ輸入車は、どれも今日的な魅力を備えている。そのメーカー、そのブランドならではの持ち味を発揮しているのだ。自分がマーケットとファンに求められている役割をよくわかって商品企画が行われている。
 急に思い立ったようにスポーツカーを作ったりしない。新しい分野に進出する場合には周到に準備し、時間を掛けて丁寧にコミュニケーションを取ることを厭わない。
 今日的な課題である効率化の向上に対するアプローチにおいても、バランスを欠いた日本車が少なくないのは残念だ。カタログに記載する燃費の値を向上させることばかりに血道を上げている。燃費は良いに越したことはないが、燃費値のために快適性や車内空間が犠牲にされてしまい、どっちが主人だか判らなくなってしまっている。選んだ20台は、どれも効率化と走行性能や快適性向上などを総合的に向上させていて、それが商品性を高めることに貢献している。
河口学
身の丈に合うものを。
河口学

愛車のスバルBRZは7月末に納車される予定。インターネット上の自動車部であるLOVE CARS!(http://lovecars.jp)を主宰し、ユーザー、メーカー、メディアの垣根を超えて“クルマを愛し楽しみ考える”を様々なカタチで具現化している。また最近は世界初となるスバルBRZファンクラブ「CLUBRZ」(http://clubrz.jp)を立ち上げ、BRZを中心に日本のスポーツカーを応援するコミュニティを創造している。

1位 スバルBRZ S(6段AT)
2位 トヨタ86 GTリミテッド(6段MT)
3位 スバル・レガシィ・アウトバック 2.5i Sパッケージ
4位 フィアット500 ツインエア
5位 ポルシェ911 カレラ
6位 メルセデス・ベンツ C200 ブルー・エフィシェンシー
7位 ジャガーXF 3.0
8位 フォルクスワーゲン・ザ・ビートル・デザイン
9位 BMW320i
10位 ミニ・ワン
11位 アルファ・ロメオ・ジュリエッタ・クワドリフォリオ・ヴェルデ
12位 メルセデス・ベンツ B180 ブルー・エフィシェンシー
13位 スマート・フォーツー・エレクトリック・ドライブ
14位 スバル・レガシィ・ツーリングワゴン 2.0GT DIT
15位 フィアット500C
16位 シヴォレー・コーヴェット ZR1
17位 スズキ・スイフト・スポーツ(CVT)
18位 スマート・フォーツー・カブリオmhd
19位 日産 GT-R
20位 マツダ・ロードスター

 ひと言、身の丈のクルマ選び、と言いたい。特に今回、4位まではそのような意識を強く持って選出してみたつもりだ。
 1位のスバルBRZは実際に自分で購入して愛車としたし(納車はまだだが)、2位のトヨタ86はそれとほぼ同じ意味合いで愉しめるものを、と考えたとき、MTで推薦したい1台。ともに走りを愉しめるのはもちろんだが、意外に普段の足として使える。そう考えた時に結構光るものがある。スポーツカーを生活の足にする、というスタイルを身の丈で実現してくれるのがこの2台だ。
 アウトバックSパッケージは最近の趣味である自転車とのライフを考えた時、自転車を載せても納得できるスペースがある上、走りはいやされる感覚があるし、アイサイトを備えている。疲労時の運転も考慮するとベスト。最も欲しい1台だ。
 500ツインエアは、やはり今の時代、身の丈で愉しめる新車を考えた時に絶対外せない。エンジンの愉しさと乗り味、走り味、そして見た目やキャラクターなど、生活に潤いを与えてくれる。そう考えるとコスト・パフォーマンスも相当高い。
 5位の991は憧れ。身の丈ではないがクルマの魅力に負けて選出した。それ以外もほとんどが何とかなりそうな範囲にある。やはり今の時代、身の丈で愉しんだもの勝ちだ。
河村康彦
いろいろ迷いました。
河村康彦

写真の“ワニさん”は7万kmを目前で「絶好調!」の今日この頃。特にエンジンが異様に調子良く、上陸したてに乗ったケイマンRのそれよりも、「むしろパワフルで、燃費も上」と実感。「10年モノでもまだ9000km」のスマートは、経年劣化でタイヤが“ひびヒビ”に。で、エコ・タイヤに交換したら転がり抵抗の小ささにビックリ。以前のノリのアクセル・オフでは、速度が落ちないまま前車に接近。これがタイヤ10年間の進歩なのか。

1位 ポルシェ・ボクスターS
2位 ポルシェ911 カレラS
3位 フォルクスワーゲン・ポロ TSIコンフォートライン
4位 BMW328i
5位 メルセデス・ベンツ C180 ブルー・エフィシェンシー
6位 レンジローバー・イヴォーク(アダプティブ・ダイナミクス装着車)
7位 フォルクスワーゲン・ゴルフ TSIトレンドラインBMT
8位 ポルシェ・ケイマンR
9位 アウディR8 4.2FSIクワトロ(6段MT)
10位 プジョー508 グリフ
11位 スズキ・スイフトRS(6段MT)
12位 メルセデス・ベンツ C63 AMG
13位 レクサスGS350 バージョンL
14位 ジャガーXJ スーパースポーツ
15位 フィアット500 ツインエア・ポップ
16位 ジャガーXFR
17位 アウディQ3 2.0TFSIクワトロ
18位 マツダCX-5 XD(前輪駆動)
19位 プジョーRCZ(6段AT)
20位 日産 フェアレディZ ロードスター・バージョンST(6段AT)

 選出の20台は「今、自分が欲しい20台」。ただし、購入の実現性は加味していないので、自身の財力では到底ムリ、というのも当然混じってはいるわけですが。
 トップ3は、車種選定に迷いナシ。ただし、ボクスターSと911Sのどちらを1等賞にするかは、結構迷いましたが。4位と5位の3シリーズとCクラスも、どちらを上にするか迷った末の決断。とりあえずは”新しさ”で3シリーズを上位に。6位のレンジローバー・イヴォークは、ルックス上はやはり19もしくは20インチという大径ホイール付きが魅力的。ただしこの場合、”アダプティブダイナミクス”を選択しないと、街乗りシーンでの突き上げ感が少々強し。9位のアウディR8の2ペダル仕様はシフト時の違和感が大なので、ここはオーソドックスな3ペダルMT仕様に限定。11位のスイフトRSは、「丁寧に扱えば走りはすこぶるスムーズになり、雑なドライビングでは走りもそのままギクシャクする」というドライビングに対する反応のピュアさが、「ポルシェ・スポーツカーのそれにも見劣りをしない」もの。
 残念だったのは、今回もフェラーリ458やSLS SMGといった魅力的なスーパー・スポーツカーをランク・イン出来なかったこと。左側通行の国で”不便で危ない”左ハンドル車に乗るなんて、個人的にはまっぴらゴメン!
日下部保雄
気の向くまま、まったくの独断で。
日下部保雄

Cクラスと付き合って1年半になるが、サイズの使い易さ、完成度の高さに満足している。その前に乗っていたアストン・マーティンとは正反対だが、なかなか得難い相棒だ。さて、最近はアジアへの出張が多く、ダイナミックに変わっていく様を目の当たりにして、経済的な躍進と共にクルマも各国様々で興味深い。そして同じアジアの自動車大国、韓国勢の実力を知ることが出来たのも大きな収穫だ。今年もアジアに注目している。

1位 レンジローバー・イヴォーク・プレステージ
2位 アストン・マーティン V8ヴァンティッジ(6段MT)
3位 マツダCX-5 XD Lパッケージ
4位 アバルト500C
5位 トヨタ・プリウスPHV
6位 メルセデス・ベンツ C200 ブルー・エフィシェンシー
7位 BMW328i スポーツ
8位 レクサスGS450h Fスポーツ
9位 トヨタ86 GT(6段MT)
10位 マツダ・ロードスターRS(6段MT)
11位 日産 リーフG
12位 プジョー508 アリュール
13位 フィアット500 ツインエア・ポップ
14位 スズキ・スイフト・スポーツ(6段MT)
15位 日産 フェアレディZ ロードスター・バージョンT
16位 ボルボV60 DRIVe
17位 日産 GT-R ピュアエディション
18位 フェラーリ458イタリア
19位 BMW X1 xDrive
20位 ミニ・クーパー(6段MT)

 これまでは価格、面白さ、利便性などいくつかのベクトルを設定し、チャートを作ってHOT20を作ってきたが、今年は気の向くままに、まったくの独断で採点した。乗っていないクルマはリストには挙げていない。で、リストを眺めていたら今年は意外と乗れていないクルマが多いことに俄然とした。反省。そんな条件の中で今回のHOT20の選考基準はドライブして楽しいか、気持ちが良いかという点にある。コンパクト・カーからセダン、スポーツカーに至るまで、そのカテゴリーで歓びがなければHOT20に挙げることはない。燃費などの知的好奇心をそそるものでも十分にその価値がある。これをキーワードにして選定した結果、さまざまなカテゴリーからピックアップすることが出来た。バラエティに富んだ楽しい作業ができたと思う。その結果、HOT20のベストに挙げたのはSUVのイヴォークだった。もともとSUVにはそれほど強い関心はないのだが、SUVとスポーツ・クーペのバランスを取ったところが素晴らしく、これまでありそうでなかったモデルといえると思う。2番目に挙げたV8ヴァンティッジは、あまたの名車と呼ばれるスポーツカーが誕生する中でもいまだにそのコンセプト、高級という言葉だけでは言い表せない質感、デザイン性の高さは色褪せない。このほかにも話題性に富んだモデルをチョイスできたと思う。
九島辰也
英国車率高し。
九島辰也

993型タルガも6年目に入りました。996型カレラから買い替えたときはまさかこんなに長く乗るとは思いませんでした。自己最長記録! そんなこんなで、つい最近もタイヤをブリヂストンのポテンザに履き替えました。S001です。コーナリング・パフォーマンスは定評ありますが、驚いたのはウェット性能。極端なことをいえばタイヤひと転がり分制動距離が短くなりました。感動ですね。いいタイヤがクルマ本来のポテンシャルを引き出します。

1位 ジャガーXKR-S
2位 フェラーリ・カリフォルニア
3位 シヴォレー・コーヴェット Z06
4位 ポルシェ911 カレラSカブリオレ
5位 メルセデス・ベンツ G55 AMGロング
6位 ジープ・ラングラー・アンリミテッド・サハラ
7位 フォルクスワーゲン・ザ・ビートル・デザイン
8位 ランドローバー・ディスカバリー4
9位 メルセデス・ベンツ C63 AMGクーペ
10位 BMW X5 xDrive53dブルー・パフォーマンス
11位 マゼラーティ・グランカブリオ・スポーツ
12位 ボルボS60 T4 Rデザイン
13位 フォード・マスタング・コンバーチブルV8 GTプレミアム
14位 BMW グラン・クーペ
15位 日産 GT-R プレミアム・エディション
16位 レクサスGS450h
17位 フィアット500C バイ・グッチ
18位 ルノー・ウインド・ゴルディーニ
19位 ミニ・クラブマン・クーパーS
20位 アウディA7 スポーツバック 3.0TFSIクワトロ

 クルマはこの数ヶ月の間に見て、触れて、走らせたものの中から“欲しい!”と思ったものを選びました。具体的には、自宅のガレージに納めたり、家族を乗せて走らせたりする光景を頭の中で思い描いたクルマたちです。フェラーリ・カリフォルニア30はジュネーブのショウ会場でコクピットに座っただけですが、もともとカリフォルニア好きなだけにさらにパフォーマンスが上がったのだから走りもいいと想定しました。つい先日も現行型のステアリングを握りましたが、あんなに安心して乗れるフェラーリはありません。
 全体的な傾向は英国車が多くなります。それは単純に英国車ブランドに乗る機会が多いからです。個人的にも英国のしきたりや文化、慣習に強い興味あるため、英国にまつわる文献を多く読みます。するとちゃんと英国車と歴史の中でつながるんです。彼の国のジェントルマンがカーガイであることがよくわかります。カー・レースにおいても20年代のル・マンでベントレーは欠かせませんし、50年代のジャガーも欠かせません。
 もうひとつの傾向はSUV。そもそもジープ好きで何台も乗り継いできましたからSUVが大好きです。昨年まではゲレンデにも乗っていました。まだランドローバー系は所有したことがありませんが、いつか乗りたいと思っています。
国沢光宏
320iの価格は驚き!
国沢光宏

ゴルフでもスキーでもダイビングでも、ある程度上達しないと楽しくならない。それが文化(趣味)である。電気自動車って文化だと思う。慣れるまでは減っていく残走行距離と、充電場所探しを「苦労」だと感じてしまう。しかし馴染んで来るや、電力のマネージメントが楽しくなってくるのだった。こらもう立派な趣味のクルマです。街中を普通に走っていても楽しいのだから素晴らしい。最近はリーフにばっかり乗っている。

1位 トヨタ・プリウスG
2位 日産 リーフX
3位 ロータス・エリーゼ
4位 トヨタ86 G
5位 フォルクスワーゲン・ゴルフ TSIトレンドラインBMT
6位 BMW320i
7位 フォード・マスタングV8 GT
8位 ポルシェ・ボクスター
9位 メガーヌ・ルノー・スポール
10位 マクラーレン MP4-12C
11位 フェラーリ458 イタリア
12位 メルセデス・ベンツ SLS AMG
13位 シヴォレー・コーヴェットZR1
14位 シトロエンC4 セダクション
15位 フォルクスワーゲン・ポロ TSIコンフォートライン・BMT
16位 キャデラックCTS 3.0プレミアム
17位 プジョー508 アリュール
18位 メルセデス・ベンツ SLK200 ブルー・エフィシェンシー
19位 ボルボS60 DRIVe
20位 スズキ・スイフト・スポーツ

 1位から10位まで「自分で買うなら」という順位である。当然ながら現在所有している2台が1位と2位です。3位以降に挙げたのは、次に買いたいクルマのリストだと考えて頂ければ…。エリーゼやVWゴルフ、ボクスターについちゃ以前から「欲しい」と書いてきた通り。今回急上昇したのがBMW320iでございます。今までBMWの価格を見てリーズナブルだと感じたことは無かったけれど、320iの399万円に驚く。なにせ動力性能からすれば『325i』と言っても通用するレベル。加えて装備も充実している。320iのマニュアル仕様1台でやるのも面白いかもしれません。11位からは「楽しいクルマが無いですか?」と聞かれた時の推奨リスト。フェラーリを何台か乗ってきた人なら、マクラーレンMP4-12Cをすすめたい。このクルマ、フェラーリやポルシェに乗り継いで来た人に。イキナリだと「良さ」を理解出来かもしれません。458イタリアとSLS、ZR-1はオーソドックスに楽しく、内容を考えれば決して高くない。20位のスイフト・スポーツまで、自信を持っておすすめします。
菰田 潔
操作に対して忠実か?
菰田 潔

アルピナD3ビターボ・リムジン手放して、いま家にあるのはBMW116i(E87)と初代プリウスになった。ボクの専用車はもうしばらくしたら来る予定。で、いまは普段あまり乗れない広報車を1週間単位で借りて乗っている。この7週間はGMで、ちょうど撮影のときはシヴォレー・カマロ・コンバーティブル(45周年記念車)だった。幌を開けオープンで走ったときの方がボディ剛性のバランスが取れていていいクルマに感じる。

1位 BMWアルピナ B3クーペGT3
2位 BMW328i スポーツ
3位 BMW X5 xDrive53dブルー・パフォーマンス
4位 BMW523i
5位 ポルシェ911 カレラS(7段MT)
6位 メガーヌ・ルノー・スポール
7位 アウディTT RSクーペ
8位 フォルクスワーゲン・ゴルフ TSIプレミアム・エディション
9位 マツダCX-5 XD
10位 メルセデス・ベンツ E350 ブルーテック・アバンギャルド
11位 メルセデス・ベンツ C200 ブルー・エフィシェンシー
12位 アルファ・ロメオ・ジュリエッタ・スプリント
13位 プジョー508 グリフ
14位 レンジローバー・クーペ・ピュア
15位 フォルクスワーゲン・ゴルフ・トゥーランTSIハイライン
16位 スバルBRZ S(6段MT)
17位 トヨタ86 GTリミテッド(6段MT)
18位 ロールズ・ロイス・ゴースト
19位 三菱 i-MiEV G
20位 トヨタ・アクアG

 クルマを選ぶ基準はひとによって異なるし、同じひとでも、どこへ行くのか、何をしに行くのか、何人乗るのかによっても変わってくるから難しい。今回選んだ20台は、さまざまなシチュエーションに合わせてそれぞれを選んだときに、運転することが楽しいと感じられるクルマや運転する幸せを感じさせてくれるクルマだと思っている。単にかっこいいとか速いというだけでなく、ドライバーの操作に対し忠実に反応してくれることを重視している。これはスポーツカーの絶対条件であるが、ボクにとっては超高級サルーンでもミニバンでも軽自動車でも同じ要求をする。だからこの20台はみなドライバーの腕に応じてスムーズに走ることができ、かつ楽しさを味わえるはずだ。3台のディーゼル・エンジン車が入っているが、最新のクリーン・ディーゼル・エンジンは、低速トルクが太く回転を上げなくても走れるし、それが静粛性につながり長距離ドライブでも疲れにくい。さらに満タンで1000km以上という航続距離の長さも、運転していて幸せを感じられる。三菱iMiEVのGはモーターも電池も同じで走る性能は変わらないが回生を効率良くできるようになったモデルで、航続距離が20%増え、実用性が増した。トヨタ86とスバルBRZはほぼ同じクルマであるが、どちらか片方を取り上げても誤解を招くので両者並べておいた。
斎藤 聡
パワーに溺れたい。
斎藤 聡

自動車ライター。ほかにドライビング・パフォーマー、ドライビング・インストラクターなどいくつかの顔を持つ。顔といえばヒゲを付けてみた。理由は1ルームより1LDKの方が狭く感じるのと同じ理屈で、顔に間仕切りを付けると小さく見えるから。最近携帯をギャラクシー・ノートというスマートフォンにスイッチ。そこで見つけた『座右の銘メーカー』というHPに自分の名前を入力したら、斎藤聡の座右の銘は「ご飯少なめ」でした。

1位 ランボルギーニ・アヴェンタドール LP700-4
2位 アウディR8 5.2FSIクワトロ
3位 メルセデス・ベンツSLS AMG
4位 アストン・マーティン V8ヴァンティッジ
5位 ランボルギーニ・ガヤルド LP550-2(6段AT)
6位 ポルシェ911 カレラ(7段MT)
7位 シヴォレー・コーヴェット Z06(6段MT)
8位 BMW M5
9位 マゼラーティ・グラントゥリズモS(6段AT)
10位 BMW M3
11位 アウディRS5
12位 アルテガGT
13位 スバル・インプレッサ WRX STiスペックC(6段MT、17インチ装着車)
14位 三菱 ランサー・エボリューションX GSRハイ・パフォーマンス・パッケージSST
15位 マツダRX-8タイプG
16位 スバルBRZ S(6段MT)
17位 トヨタ86 Gリミテッド(6段MT)
18位 アウディA8 L
19位 マツダ・ロードスターS
20位 三菱 ミニキャブiMiEV

 選考基準は「クルマ三昧〜パワーの海で溺れたい〜」というものであります。20世紀から21世紀に入った現在までのクルマの歴史は、ある意味パワー・アップの歴史でもあったわけです。とくに市販車においては、パワーは高性能の証であり、絵に描いた餅でもいいからパワーがあれば偉かった時代がありました。それが近年ではシャシー・エンジニアリングと電子制御技術の進歩によって、リアルに発揮できるパワーに変わってきたわけです。そしてそれらのパワーを発揮するエンジンはとても個性的で、同じ500馬力でもメーカーによってパワーの出方も制御の仕方も異なり、その表情は1つとして同じものがないといっても過言ではありません。
 環境問題やエネルギー問題によって、いよいよウルトラ・ハイ・パワー・エンジンも終焉が近くなっています。そんな時代だからこそ様々なハイ・パワー・エンジンに身を委ね、溺れるほど楽しんでみたい。ここに選んだクルマはそんなふうにして味わい、楽しんでみたいクルマたちなわけです。
 え? フェラーリはどうして選ばないのかって? 決して嫌いなわけじゃないんですが、1つくらい手を触れないで取っておくクルマがあってもいいんじゃないかと。HOT20にあえて入れず、何位に入れようかあれこれ考えて楽しむんです。
齋藤浩之
接してイイッと
思うもの。

齋藤浩之

趣味だけで乗っていたランチア・カッパの車検が年明けに切れて、そのまま放置プレイに突入してしまった。ああぁ、なんとかしないと、とは思うものの、依然としてそのまま眠っている。5年間塩漬けされていた個体を新車として買ったから、製造されてからだとすでに15年目に突入している。そろそろあちこち手をいれてやらないといけない時期に来ているので、つい億劫になってしまって。そんなわけで、写真は今回もプロボックスです。

1位 フィアット500 ツインエア・ポップ
2位 アルファ・ロメオ・ジュリエッタ・コンペティツィオーネ
3位 フェラーリ458 スパイダー
4位 シヴォレー・コーヴェット Z06 アルティメイト・パフォーマンス・パッケージ
5位 フェラーリ458 イタリア
6位 マゼラーティ・クワトロポルテ・スポーツGTS
7位 ベントレー・ミュルザンヌ
8位 フェラーリFF
9位 日産 GT-R ピュア・エディション
10位 メルセデス・ベンツC63 AMG
11位 BMW M3
12位 フィアット500C ツインエア・ラウンジ
13位 ランボルギーニ・ガヤルド・スパイダー LP550-2
14位 アバルト・プント・エヴォ
15位 ルノー・カングー 1.6
16位 スズキ・スイフトXS(CVT)
17位 ランチア・イプシロン・ツインエア
18位 トヨタ・ハイエース・ロング・バン 2000ガソリン2WD標準ルーフ3/6人乗り(5段MT)
19位 トヨタ・プロボックス・バンGL 4WD(5段MT)
20位 ダイハツ・ハイゼット・クルーズ・ターボ 4WD(5段MT)

 いますぐに、あるいは将来的に買うことが可能かどうか。それを気にしすぎると、夢も欲望も萎んでしまう。自分に買えるかどうかに関係なく、接してみて、これはイイッと思ったものを素直に選んだらこうなった。どうやら僕はどうしようもないほどに内燃機関好きらしいので、エンジンに魅力を感じたクルマが大半を占めている。過給エンジン付きのクルマよりも自然吸気エンジンのクルマの方が多いのも同じ理由からだ。
 もうひとつ、実生活を考えずに欲望のままに選んだ17位までを見ると、背の高いクルマがカングー以外には入っていない。楽しいクルマが好きだから、どうしてもそうなってしまう。
 いつもこの企画では外すことのできない後ろの3台は、それこそ上の17台以上に私的な選択だ。いまある自分の私生活に必要なクルマとなると、どうしてもかなりの積載能力が必要で、そうなると乗用車系はほとんど選択肢に残らない。ハンドリング性能や乗り心地といった要素を諦めて積載能力や使い勝手を優先すると、事実上、商用車系しか残らなくなってしまうのである。真に優れた実用乗用車が、日本には残念ながら“無い”のである。カングーはそもそも商用用途を重視して設計された先代モデルがベースにあるから、ここに生き残って入っている。
 楽しいクルマか、さもなくば超実用車、という20台である。
佐藤久美
基本、スポーツカー!
佐藤久美

今年は7年ぶり6度目となるニュル24時間レースに参戦。期待と不安半々で挑んだ。久しぶりに登場したジャパニーズ・スポーツカー“86”で戦えたこともうれしかったし、体力的にまだまだ頑張れることがわかり、さらにモチベーション・アップ。ところで実は写真のイヴォークは、これから愛車となるクルマ。クーペ&オープン派の私が初めて欲しいと思ったSUVは、その「美しいフォルム」にひと目惚れ。共に過ごすのが楽しみです!

1位 マゼラーティ・グランカブリオ
2位 アストン・マーティン DBSヴォランテ
3位 フェラーリ458 イタリア
4位 ジャガーXKR
5位 マゼラーティ・グラントゥリズモ MCストラダーレ
6位 シヴォレー・コーヴェット ZR1
7位 アウディR8 5.2 FSIクワトロ
8位 ポルシェ・ケイマンR
9位 BMW M3
10位 メガーヌ・ルノー・スポール
11位 メルセデス・ベンツ C63 AMG
12位 ロータス・エヴォーラS
13位 ミニ JCW
14位 レンジローバー・イヴォーク・プレステージ
15位 アバルト500
16位 プジョー207GT
17位 フォルクスワーゲン・ゴルフ GTI
18位 トヨタ86 GTリミテッド
19位 マツダ・ロードスターRS
20位 日産 GT-R プレミアム・エディション

 かなりわかりやすい選択だと思うが、私にとって魅力的で惹かれるのは基本スポーツカー。いかにも、な男性的なスポーツカーもいいけれど、女性的とも思えるほど色っぽいエレガントなスタイリングを纏ったクルマに惹かれる。なおかつ、パワフルで、ハンドリングが良ければ言うことなし。とはいうものの。サーキットなら”速いクルマ”をドキドキしながら走らせるのもスポーツカーならではの醍醐味だが、一般道ではハイ・パフォーマンス・カーであるほど、なかなかその性能を楽しむことが難しい。それだけに、インテリアやサウンドなど、パワーやスピードに依存しなくても独特の世界観に浸れるクルマに魅力を感じる。有り余るパワーはゆとりとして堪能したい。
 クルマの歴史を振り返ると、逆境に直面するたび、新たな技術開発によって乗り越えてきた。なので、スポーツカーがなくなる心配はないと思う。でも、環境性能を考慮すると、ダウンサイジングが主流となっている昨今、大排気量エンジンのクルマはこの先、どんどん少なくなっていくのでは、と思われる。だからこそ、今しか乗れない(かもしれない)マルチ・シリンダー/ハイ・パワーのクルマに乗っておきたいという思いもある(とはいえ、個人的には買えないけど…)。個性的で機動性の高いコンパクトカーも好きだが、今の自分のライフ・スタイルに合わないので、HOT20へのチョイスは少なくなった。
佐野弘宗
雰囲気に負けない。
佐野弘宗

こうして「愛車と私」ってな写真を撮ってもらっていますが、このクルマも今回で3年目だっけ。変わり映えしなくてスミマセン。で、MY HOT20の1位と2位も、このクルマと似たようなテイストのアバルト500Cとメガーヌ・ルノー・スポール、しかも昨年とまったく同じ…とは、了見がせまくて本当にゴメンなさい。ある朝に目が覚めたら「これからの時代はEVだ!」なんて思えたら、私も時代の最先端になれるのでしょうか?

1位 アバルト500C
2位 メガーヌ・ルノー・スポール
3位 スバル・インプレッサWRX STiスペックC(18インチ仕様)
4位 ルノー・カングー1.6(5段MT)
5位 シトロエンC5 セダクション
6位 マゼラーティ・クワトロポルテ・スポーツGT S
7位 日産 スカイライン 250GTタイプP
8位 トヨタ・ランドクルーザーAX
9位 プジョー308
10位 ポルシェ・ケイマン(6段MT)
11位 シヴォレー・コーヴェットZ06
12位 BMW120i スポーツ(Mスポーツ・サスペンション装着車)
13位 アウディR8 4.2 FSIクワトロ
14位 スズキ・スイフト XL(5段MT)
15位 リンカーン・ナビゲーター
16位 フィアット・プント・エヴォ・ダイナミック
17位 ルノー・ウインド
18位 ジャガーXF 3.0
19位 アバルト・プント・エヴォ
20位 ルノー・ルーテシア・ナイト&デイ

 1年前のここに「3年間、毎日運転しても飽きないであろうクルマを、素直にならべたらこうなった」と書いた。で、2012年6月現在、自分なりに心をリセットして今ほしいなあ」といま思える20台をまた素直にならべたらこうなってしまった。なんか、1年前とほとんど変わり映えしないですけど…。私って本当に進歩ない人間なんだなあ。トホホ。
 じゃあ、なんでこんな顔ぶれになってしまうのか?…を自分なりに考えてみた。最近は世のなか全体が、しみったれていますよね。それも真偽不明、理由不明瞭の時代の雰囲気によるところが大きそう。「病は気から」と申します。「金は天下のまわりもの」ともいいます。こういうときこそ、クルマにガソリンを入れて、ガンガン走れば気分も晴れる。不景気? CO2? そんなもん知るかボケッ!ってことなんだろなあ…と自分で自分を分析してみたりして。まあ、だいたいにして「クルマなんぞにウツツをぬかしている」という時点で、すでに今の時代は変人あつかいだから。その意味では、こうしてENGINEを読んでいるあなたも私も同類ですな。アハハ。…なんて大げさに構えてみても、なんとなくこじんまりとしてしまうところが、私の器の小ささなんだろうな。トホホ。「クルマ選びで、その人となりがわかる」というのは、私が今思いついた格言です。
塩澤則浩
ラリーが大好き
塩澤則浩

知人のカメラマンから96年型のフィアット・パンダ4×4を譲ってもらった。気がつけば初期顔ムルティプラと合わせてフィアット2台持ちである。騒々しいパンダは家族には不評だが、自分ではムチャクチャ気に入っていて、コレで草ラリーに出たいと思っている。周囲からはムリ、壊れると散々だが、実は一昨年、真冬の北海道の稚内で行われた氷上トライアルに出場した。120km/hで氷上をブッ飛ばす快感が忘れられない。

1位 マゼラーティ・グラントゥリズモ MCストラダーレ
2位 スバル・インプレッサWRX STiスペックC
3位 メガーヌ・ルノー・スポール
4位 アバルト・プント・エヴォ
5位 ミニ・クロスオーバー・クーパーS ALL.4
6位 シトロエンDS3 スポーツ・シック
7位 アルファ・ロメオ・ジュリエッタ1.4TCT
8位 フォルクスワーゲン・シロッコR
9位 レンジローバー・イヴォーク・クーペ
10位 メルセデス・ベンツ C200 ブルー・エフィシェンシー・アヴァンギャルド
11位 スバルBRZ RA
12位 アウディS4
13位 ジャガーXFR
14位 マゼラーティ・クワトロポルテ・スポーツGT S
15位 ポルシェ911 カレラ
16位 ポルシェ・ケイマン
17位 プジョー508SW
18位 日産 GT-R
19位 マツダ CX-5 XD 4WD
20位 スズキ・スイフト・スポーツ

 エンジン編集部10年選手にして初のホット100委員。これまでは委員が選んだクルマをフムフム、なるほど、と眺めていたが、自分が欲しい、買いたいと思うクルマを選ぶことが、これほど悩み多く、楽しいことだとは思ってもみなかった。全部そろったら(あり得ないけれど)、人生、楽しいだろうなぁ、と夢想しながら選んだ20台である。実は最近ハマっている「Rally-M」という動画サイトがあって、選びはそれに大いに刺激された。文字通り、草ラリーからWRCまで、世界中のラリー関連のイベントがアップされていて、欧州の田舎のヒルクライムなんかで全開で楽しんでいる動画を見ると、「やってみたい」とムズムズしてくる。20台の中にスポーツ・タイプが多いのはそのためで、もちろん欲しい順だ。元々ラリー好きということもあって、2位のインプレッサから6位のDS3までと11位のBRZは、ラリーのホモロゲ・モデルもしくはWRCのイメージで選んでいる。イヴォーグとC200、XFR、クワトロポルテ、508SW、CX-5は普段使い用。贅沢だけれど、2台持つと人生はもっと楽しいのである。クルマにはいろんな楽しみ方がある。それは人様々。だから、非日常的なイベントでガッツリ乗って、「ああ、気持ち良かった、楽しかった」と言えるようなクルマ選びがあってもいいのだ。
島下泰久
夢見るクルマたち
島下泰久

5月に徳大寺有恒氏との共著「間違いだらけのクルマ選び」の電子書籍版が発売されました。iPad/iPhone対応です。App Storeでゼヒ! もちろん年末には最新版が出る予定です。そんな私の所有車は変わらず。911カレラ RSクラブ・スポーツ、健在です。一生連れ添う覚悟ですが、これとは別に2.7・メカポンの911、つまり73/74/75年式カレラも探している昨今です。今年後半も仕事に中古車検索に頑張ります!

1位 ポルシェ911 カレラS
2位 マクラーレン MP4-12C
3位 レンジローバー・イヴォーク・クーペ・ダイナミック
4位 ベントレー・ミュルザンヌ
5位 スバルBRZ S
6位 ポルシェ・パナメーラ GTS
7位 アストン・マーティン・シグネット
8位 ベントレー・コンチネンタルGTC
9位 レクサスGS 450h Fスポーツ
10位 日産 GT-R ピュアエディション(フォー・トラック・パック装着車)
11位 フォード・エクスプローラー XLTエコブースト
12位 ポルシェ・ボクスター
13位 トヨタ・プリウスPHV
14位 フェラーリ458 イタリア
15位 フォルクスワーゲン・ゴルフ TSIトレンドライン・ブルー・モーション・テクノロジー
16位 ボルボXC60 T5 LE
17位 マツダRX-8スピリットR
18位 ロータス・エリーゼ
19位 メルセデス・ベンツG55 AMGロング
20位 BMW M3

 今回の選考にあたっては、村上編集長より『クルマ好きの原点に立ち戻って(中略)、自らの欲望を刺激する、いま最もホットなクルマ』をというオーダーがありました。なので遠慮なく、今回は“誰かにとって”は考えず、“自分にとって”ホットであることを重視して20台を選びました。
 とは言っても基本は一緒です。大事なのは「他と比較してではなく、それこそを選ぶ理由がある」ということ。その基準は変わりません。
 我が家の理想はスポーツカー×1台、ユーティリティ・プレイヤー×1台の2台体制。これを前提に、スポーツカーは実用性はさほど加味していませんし、SUVやセダンは他にスポーツカーが1台あることを、何となく念頭に置いています。無論、すべて自分のガレージに本当にあったらと思えるクルマばかり。911カレラS+エクスプローラーでもMP4-12CとプリウスPHVでも、あるいは何か古いスポーツカーとイヴォークでもいい。ともにある生活を夢見てワクワクできる20台、ですね。
 そう、まだまだ夢を見られるクルマ、これだけあるんです。いや、惜しくも20台から漏れたクルマを入れたら果たして何台になるか…。とにかくクルマはまだまだ、いよいよ面白い。今回のHOT20には、そんな内的な盛り上がりをこれまで以上にストレートに反映できているなと思います。
清水和夫
個性の時代
清水和夫

久しぶりにチューニングしたくなるクルマと出会えた。スバルのBRZだ。30年以上もつき合ってきたスバルのフラット4はいじり慣れたエンジンだ。かつては86どころかその遥か前のTE27レビンで全日本ラリーを走っていた。コンパクトなFRスポーツは懐かしい。昔と違うのはエンジンがコンピューターで制御され、滑ってもスピンしない安全デバイスが備わっていること。安心してカスタマイズできる。

1位 フェラーリFF
2位 マクラーレンMP4-12C
3位 ポルシェ911GT3(997型)
4位 ランボルギーニ・アヴェンタドール LP700-4
5位 ベントレー・ミュルザンヌ
6位 ポルシェ911 カレラGTS(997型)
7位 ポルシェ911 カレラ(991型)
8位 メルセデス・ベンツG55 AMGロング
9位 ジャガーXKR-S
10位 メルセデス・ベンツ E350 カブリオレ・ブルー・エフィシェンシー
11位 メルセデス・ベンツ C63 AMG(AMGパフォーマンス・パッケージ装着車)
12位 BMW X5 xDrive 35dブルー・パフォーマンス
13位 アウディR8 GT
14位 フェラーリ・カリフォルニア
15位 マゼラーティ・グランカブリオ・スポーツ(6段MT)
16位 スバル・インプレッサWRX STi(6段MT)
17位 ミニ・クーパーS(6段MT)
18位 ランドローバー・ディスカバリー4
19位 ジャガーXK コンバーチブル・ポートフォリオ
20位 スバルBRZ S(6段MT)

 編集長から指示された選考基準はクルマとのラブアフェア。その一点で選んでみたらこうなりました。イイか悪いかではなく、どのくらい印象に残っているのか。それは個々のクルマの個性にかかっている。リストの上位にあるクルマはどれもデザインやブランドが粋だ。しかも耳で感じるエンジン性能がとても個性的だ。フェラーリとランボルギーニから新たにV12気筒が生み出されているが、音はお互いに異なる。フェラーリのほうが高い音を好んでいる。このエンジンはアイドル・ストップ機構も備わり燃費性能もプリウスに負けていないと言いたい。アヴェンタのV12は猛牛のとおり、低い唸りの雄叫びが特徴だ。スーパーカーは耳でも聞き分けることができるエグゾースト・サウンドの個性の時代となったのだ。車体技術では軽量化が華盛りだ。カーボンを筆頭にアルミ・コンポジットや軽量スティールとアルミのハイブリッド・ボディも少なくない。さらにF1のノウハウが織り込まれた空力性能と、先進的な車輌技術のオン・パレード。最近のスーパーカーは恰好だけでなくしっかりとした基盤技術に支えられているのも凄い。国産では個性を買ってスバルをエントリーさせた。良いか悪いかではなく、個性があるかどうか。その意味ではスバルはもっとプレミアムになれるメーカーなのだ。
清水草一
4つの欲望
清水草一

現在は限定モデルの512TRを所有していますが、いよいよ458イタリアへの買い替えを決意しました。こんなに早く買うつもりはなかったんですが、今年50になったこともあり、まだ体がそれなりに動くうちに乗っておかねば! という思いに突き動かされました。追い金は1600万円以上に達するため、数年間はクルマを買い替えるのも無理になるでしょう。458が納車になったら、ある意味静かな人生がやってきそうです。

1位 フェラーリ458 イタリア
2位 フェラーリ458 スパイダー
3位 フィアット500 ツインエア
4位 ランチア・イプシロン・マルチジェット
5位 ランチア・イプシロン 1.6ターボ・ディーゼル
6位 マツダCX-5 XD
7位 シトロエンC5 セダクション
8位 マツダ・アクセラ・スポーツ・スカイアクティブ
9位 シトロエンC3
10位 スバルBRZ R
11位 アルファ・ロメオ・ジュリエッタ1 .4TCT
12位 アウディA4 アバント2.0TFSI
13位 シトロエンDS3 シック
14位 トヨタ・アクア
15位 ボルボV60 DRIVe
16位 マツダ・デミオ13C
17位 BMW328i
18位 フォルクスワーゲン・パサート・ヴァリアント TSIコンフォートライン
19位 スズキ SX4
20位 マツダスピード・アクセラ

 今回のリストは、ただ私が欲しいと思うクルマを順位付けしただけのものです。私の欲望は、4つの分野に分かれています。
その1)ミドルサイズのセダンorワゴン
その2)低燃費なコンパクト・カー
その3)ディーゼル・エンジン車
その4)フェラーリ458
 別に地球環境のことを考えているわけではなく、単に我が家には3台クルマが必要で、その役割を分担するとこうなる、というだけ。プラス、まだ所有したことのないディーゼル車は、魅惑の新大陸です。その4のフェラーリ458だけは、完全に決め打ちです。これは私の夢そのものなので、他の選択肢はありません。世の中には、同程度の値段で性能が拮抗しているとか、あるいはずっと安くて速さも十分、というクルマもあるでしょうが、迷いはカケラもありません。これは信仰です。信じる者は救われます。このように、私の欲望は割合絞り込まれているので、20位に近い方のクルマは、無理矢理リストアップしたという部分があります。欲しいとは思うけれど、実際に買うところまでは行かないだろうな、というクルマたちです。実は20台のクルマを欲しいと思うのは、けっこう難しいことなんです。その点はご容赦ください。
竹岡 圭
ワガママ・チョイス
竹岡 圭

この春はバンコク、北京、釜山とアジアのモーターショウ巡りに出掛け、各地の美味しい味とマッサージを堪能。半分空っぽのスーツ・ケースで出掛け、帰りは名産&お土産でビッシリという、ひとり消費外交を実践中デス(笑)。現在の愛車はシロッコRとミニとビート。日本ではほぼ見かけないシロッコも、先日出掛けたドイツではたくさん走っているのを見て「あぁ、欧州にはちゃんと仲間がいるんだわ〜」と、ちょっとホッとしたりして。

1位 マゼラーティ・グランカブリオ
2位 レンジローバー・イヴォーク・プレステージ
3位 ジャガーXKコンバーチブル・ポートフォリオ
4位 フォルクスワーゲン・シロッコR
5位 メガーヌ・ルノー・スポール
6位 プジョー RCZ(6段MT)
7位 ボルボS60 T4 Rデザイン
8位 ミニ・クーペ・クーパー(6段MT)
9位 BMW 116iスタイル
10位 ポルシェ911カレラ(7段自動MT)
11位 ランボルギーニ・ガヤルド LP560-4(6段AT)
12位 メルセデス・ベンツ C180 ブルー・エフィシェンシー
13位 アウディA7スポーツバック 3.0TFSIクワトロ
14位 マツダCX-5 XD 4WD
15位 スズキ・スイフト・スポーツ(6段MT)
16位 スバルBRZ S(6段MT)
17位 日産 ジューク16GT-FOUR
18位 トヨタ FJクルーザー・カラー・パッケージ
19位 トヨタ・プリウスPHV G
20位 三菱 デリカD:4 4WD G/パワー・パッケージ

 今回のHOT100は「原点回帰」がテーマということで、自分自身が本当にイイ! と思えるクルマを選びました。いま世の中こういう傾向だからとか、こういうのが流行っているからとか、そんなことは無視して本当に自分がイイねと言えるのか、どこかビビッとくるポイントがあるのかどうか、面白いと思えるのかどうかが焦点。つまり、自分がこのクルマを好きかどうかということだけが基準のワガママ・チョイスです(笑)。イイと思えるポイントは、デザイン、パッケージング、走り、世界観etc…といろいろですが、個人的にハンドリングのイイクルマが好きなので、そこだけは基本的に共通点だったりします。「世の中いろいろと乗り物はあるけれど、いちばん気軽に免許が取れて、自分で操れる乗り物はクルマ。だからクルマは楽しくなきゃね!」というのが私の持論。自分で操るからには、思い通りに操りたいので、ハンドリングのよさはいちばん気に掛かるポイントなんです。ただ1つだけ、同じブランドに集中しないよう心掛けて選んだので(そのブランドで、今の自分のお気に入りをピックアップしました)、基本共通点からやや外れていたり、偏りはあるかも。だって、同じフィロソフィのクルマばかりが並んでも、それはそれでランキングとしてつまらないでしょ?
西川 淳
苦労しました。
西川 淳

CARZY.netはじめました。CAR CRAZYでCARZY。古今東西、クラシック・カーやスーパーカー、米、伊、仏、英、国産車、ヤンクラ、ドレチュー、んもうボクが好きなクルマだけ。これに『人とクルマのイイ関係』という90年代カーセンサー誌表紙テーマのDNAを大注入! マスコット・カーに67 C2コーヴェット・ロードスターも購入。後輪がスキーヤーのように動く大排気量V8のスティック・シフター、超刺激的でオモロ〜イ。

1位 マクラーレンMP4-12C
2位 日産 GT-Rトラック・パック(2座仕様)
3位 シヴォレー・コーヴェットZR1
4位 シヴォレー・コーヴェットZ06
5位 フェラーリ458 スパイダー
6位 ランボルギーニ・ガヤルド LP550-2スパイダー
7位 アウディR8 5.2FSIクワトロ
8位 アストン・マーティン V12ヴァンティッジ
9位 ベントレー・コンチネンタルGT V8
10位 ポルシェ911カレラS(7段自動MT)
11位 メルセデス・ベンツ SL550 ブルー・エフィシェンシー
12位 BMW M3
13位 ミニ・クーペJCW(6段MT、スポーツ・スイッチ装着車)
14位 ランチア・イプシロン・ツインエア(5段AT)
15位 メルセデス・ベンツC63 AMGステーションワゴン(パフォーマンス・パッケージ装着車)
16位 ジャガーXJスーパースポーツ(LWB仕様)
17位 ベントレー・ミュルザンヌ
18位 フェラーリff
19位 ポルシェ918スパイダー
20位 ランボルギーニ・アヴェンタドール LP700-4

 20台選ぶのに苦労したというか、これほど楽しめなかったのは今回が初めて。以前は“宝くじが当たったら、何買おう!?”的夢想みたく、もっともっと楽しかった…。クルマ好き全開! という気持ちはさらに“激化”したはずなのに、何が何でも新車で買えるクルマの中から欲しいのを選ぶという行為が、ちょっとツマラなくなってきたのかも 。それだけ趣味の領域で、心にぶっささる現行モデルが減ってきた。刺激がない。コーフンしない。そういう時代じゃない? 上位陣の顔ぶれに目新しさがないのは、その証拠。コーヴェットを2台、あえて入れたのは、最新事情に対するアンチテーゼのつもり。かくゆうボクも日々のクルマは必要なわけで、そりゃ5位以下に挙げたようなクルマを毎日転がすくらいの余裕があればいいのだけれど、さすがにそれはキビシい(いろんな意味で)。で、もっと現実的なセンで実用車を選ぼうとしたら、もう何でもいいやと思ってしまうほど、どのクルマも上出来な時代になっていた(いっそ街中は低速化社会だね、と思っていたらそうなるキザシ)。そんな中からあえて選んでみたのが13〜15位。うちMとAMGは次世代になったらもう?? だ。だって自然吸気だから気持ちいいんだもん。残るは趣味性も適度にあるイプシロン・ツインエアくらいかな、ジムニー@京都に代えて今マジ欲しいと思える実用車って…。
村上 政
長く深くつき合いたいクルマたち
村上 政

愛車は2003年型アウディA4アバント1.8Tクワトロと2005年型のポルシェ・ボクスター。この顔ぶれは、この7年間変わっていないし、この先も当分の間は変わらないと思う。経済的な理由もあるが、それ以上にこの2台の走りに今も心から惚れ込んでいるからだ。昨年はひょんなことから、A4アバントでレースに出ることになった。菅生サーキットを全開で走って、そのハンドリングの良さに惚れ直した。ブレーキは厳しかったけど…。

1位 ポルシェ・ボクスター
2位 ポルシェ911カレラS
3位 アウディS4
4位 日産 GT-R
5位 メルセデス・ベンツ C200 ブルー・エフィシェンシー
6位 アルファ・ロメオ・ジュリエッタ 1.4TCT
7位 BMW120i
8位 アウディA4 アバント 2.0TFSI
9位 アウディA5 スポーツバック 2.0TFSIクワトロ
10位 プジョー508
11位 ポルシェ・ケイマンR
12位 ロータス・エリーゼ
13位 トヨタ86
14位 マツダ・ロードスター NR-A
15位 フェラーリ458 スパイダー
16位 ランボルギーニ・アヴェンタドール LP700-4
17位 アウディR8 4.2FSIクワトロ
18位 マゼラーティ・グラントゥリズモ MCストラダーレ
19位 ジャガーXKR-S
20位 アストン・マーティン V8ヴァンテッジS

 選考基準は今も昔も同じ。まず第1に、運転して楽しいクルマであること。クルマの楽しみにはいろいろあるが、一番大きな楽しみは運転にあると思っている。運転が退屈なクルマに乗るくらいだったら、地下鉄に乗った方がいいと本気で思う。どんなエコ・カーに乗るより、その方がずっとエコだ。それでもあえてクルマに乗る理由は、運転が心底面白いと思うからで、運転して楽しいクルマでなければ、欲望の対象にはならない。
 第2に、日常的な使用に耐えうること。自分で所有することを考えた場合、普段はほとんど乗れない特殊なクルマをガレージに眠らせておく余裕はない。それでもアヴェンタドールを選んでいるのは、この新しい猛牛がランボルギーニのプレス担当者が言うように、“買い物に行けるほどイージー・ドライブ”なスーパーカーだからだ。そこがムルシエラーゴとの違いだ。
 最後に、乗れば乗るほど素晴らしさを発見できるようなクルマであること。1台のクルマとつき合うことは、ある種のビルディングス・ロマンをともに生きることだと思っている。すぐに飽きて買い替えてしまうようなクルマだったら最初から欲しくない。長く深く、ともに過ごしたいと思うクルマを選んだ。
森 慶太
なにはともあれ
まずゴルフ。

森 慶太

始めてほぼ1年になる有料メルマガの読者の皆様のために書いたものの一部をまとめた本が。印税でランエボX購入はとてもムリですが(笑)、メデタシ。『ENGINE』様、ご紹介くださりありがとうございます。2000年4月に買ったメガーヌ、油圧計が死んだり冷却水が漏れたり排気管に(またもや)穴があいたり等ありながらも元気です。新型車から乗りかえても「やっぱいいな」、まだあります。直して、さらに乗りつづける予定でおります。

1位 フォルクスワーゲン・ゴルフ1.2 TSIトレンドラインBMT
2位 フォルクスワーゲン・ゴルフ・カブリオレ
3位 ボルボS60 T4 Rデザイン
4位 ルノー・カングー1.6
5位 ボルボV70 DRIVe
6位 シヴォレー・ソニックLT
7位 フォード・エクスプローラー XLTエコブースト
8位 マツダCX-5 XD
9位 フィアット500 ツインエア
10位 ボルボV60 T4 Rデザイン
11位 フォード・エクスプローラー XLTリミテッド
12位 シトロエンC4ピカソ・エクスクルーシブ
13位 フォルクスワーゲン・シャラン TSIコンフォートライン
14位 スズキ・スプラッシュ
15位 シトロエンDS3シック
16位 スバル・インプレッサG4 1.6i
17位 フォード・マスタングV8 GT
18位 トヨタ FJクルーザー
19位 ルノー・ウインド
20位 トヨタ・プリウス・ツーリング・セレクションG’s

 『間違いだらけのクルマ選び』のイマ版を自分が書くとしたら、オススメNo.1は? その答えが、すなわち1位にしたクルマです。新型=VII型が秋頃に発表されるといわれておりますが、末期のいま乗ってもゴルフVI、相変わらずかますます、たいしたものです。ゴルフ1.2TSIのスゴさを知ってしまって以降、俺のクルマ選びならぬクルマ薦めはすごく単純になりました。まずそれを推しておいて、どうしてもイヤだといわれたら「なぜですか?」みたいな。ゴルフじゃイヤなその理由、もちろん人によっていろいろとおありでしょう。「でしたら、こんなのはいかがですか?」といったような感じで2位以下の推奨銘柄を。ほぼ、そういうものになってると思います。ホントはこれら以外にもオススメしたいのはありますが、“なう”感重視で最近乗ったクルマを優先してリストに入れるようにしてみました。ジープ・ラングラーやプジョー308(1.6ターボ)や3008やフォード・クーガやミニの幌型(ロードスターでなく4座のほう)あたりが入っていないのはそういう考えからです。
 あと、今回の20台のリストを提出したあとに乗って「次は入れよう」と思ってるクルマもあります。たとえばアウディQ3。本体409万円の安いほう(未導入)は、順当にヨカッタら上のほうにきそうな感じです。
森口将之
当たり前のことを考えて
森口将之

昨年末に出した「富山から拡がる交通革命」という本が思いの外注目されていて、講演やラジオ出演を頼まれたりするように。超小型モビリティやカー・シェアリングについても同様の場を持たせてもらって、日本でもモビリティの変革が起こりつつあることを実感している。逆に一向に変わらないのが愛車のアヴァンタイム。似たようなコンセプトのクルマが出ればチェンジも考えるんだけれど、もうしばらく乗り続けることになるのかなあ。

1位 ルノー・ウインド
2位 フォード・マスタングV8 GT
3位 ランチア・デルタ 1.8ターボ16V
4位 プジョー508 アリュール
5位 シトロエンC5 セダクション
6位 ロータス・エリーゼ
7位 メガーヌ・ルノー・スポール
8位 プジョーRCZ(6段MT)
9位 ランチア・イプシロン・ツインエア(5段MT)
10位 フィアット500 ツインエア・ポップ
11位 三菱 i-MiEV M
12位 ルノー・カングー 1.6(5段MT)
13位 シトロエンC4 ピカソ・エクスクルーシブ
14位 アバルト500C エッセエッセ(KONIキット装着車)
15位 日産 NV200バネット16X-2R
16位 トヨタ FJクルーザー
17位 シトロエンDS3 スポーツ・シック
18位 ルノー・コレオス・ダイナミック
19位 レンジローバー・イヴォーク・クーペ・ピュア
20位 フォード・エクスプローラー XLTエコブースト

 なぜと言われても…編集部からの「原点回帰」のテーマに沿って、というか以前と同じように、自分が欲しいクルマを選んだまでだ。他の多くの人と比べると、速いクルマ、大きなクルマ、高価なクルマの比率が低いけれど、別に情熱を失ったわけじゃない。というか、選ぶ車種の大きさや速さで情熱が決まるなんて、時代錯誤も甚だしいし、そういう思考を正論だと思っている人がいるからこそ、クルマ離れが進んでいるんじゃないかと思っている。僕が知っている若きエンジニアやデザイナーで、乗り物を作りたいと考えている人は何人もいる。でも彼らが思い描いているのは多くが超小型の電動車両だ。「大きいほどイイ、速いほどエライ」という価値観にウンザリなのかもしれない。たしかに全長5m以上のクルマ、300km/h以上出るクルマの真価など、この日本では発揮できない。自分自身、そういう車種に乗っても心底から喜べない。メリットよりもデメリットのほうが目立ってしまうからだ。地球の大きさはこの100年で不変だし、人間の能力もたいして進化していない。そういった当たり前のことを考えれば、せいぜい500万円出せば買える車種のほうが、日々の生活の中でおいしさを満喫できると考える。クルマ趣味の将来に危機感を抱くからこそ、なおさらそういう方向性でセレクトすべきと思ったわけなのである。
渡辺敏史
絶望なんかしない
渡辺敏史

我が家の1stカー、RX-7は当初はそんなつもりなど全然なかったのに、いつの間にやら雨天未使用で11年の月日が流れてしまいました。普段のアシ、987ボクスターも6年目です。…いい加減、新たな展開を目指したいと思います。

1位 シヴォレー・コーヴェット Z06
2位 ポルシェ・ボクスター(6段MT)
3位 アウディR8 4.2FSI クワトロ(6段MT)
4位 ポルシェ911カレラ・カブリオレ(991型、7段自動MT)
5位 ランボルギーニ・アヴェンタドール LP700-4
6位 フェラーリ458 スパイダー
7位 日産 GT-R クラブトラック・エディション
8位 メルセデス・ベンツ SLS AMGロードスター
9位 スバルBRZ S
10位 ロータス・エリーゼ
11位 アストン・マーティン・ヴィラージュ
12位 マゼラーティ・グラントゥリズモ MCストラダーレ
13位 ジャガーXKR-S
14位 ベントレー・ミュルザンヌ
15位 マツダ・ロードスターRS
16位 ミニ・ロードスター・クーパーS
17位 ジープ・ラングラー・アンリミテッド・スポーツ
18位 メルセデス・ベンツ C63 AMG(パフォーマンス・パッケージ装着車)
19位 レクサスIS-F
20位 フォルクスワーゲン・シロッコR

「今回はぜひとも、もう1度クルマ好きの原点に立ち戻って、“よい、わるい”でも、“正しい、間違っている”でもない、自らの欲望を刺激する、いま最もホットなクルマを選んでいただきたいと思います」
 という編集長の言葉を真に受けて、今回のHOT20は今までとはガラリと内容を変えました。はっきりいって、ほぼ100%個人的な嗜好です。いざ並べてはみたものの、見事に社会性に乏しい2ドア物件ばかりで、あまりの実用性のなさに自分でも呆れています。
 わずか数年前と比べても直近は、環境性能とドライビングの楽しみとがより高次元で両立できているモデルが多数登場しています。たとえばBMWの新しい3シリーズなんかに乗ると、来るべき未来は昔ながらのクルマ好きにとっても、そう絶望すべき事態にはならないんじゃないかという気もしたりします。
 一方で、僕の世代より向こう側にゴロゴロあった、自動車との対峙における手強さや生々しさみたいなものを味わう機会が徐々に失われつつあるのも事実です。特に各国の環境指標が整うこの数年で自動車のパラダイムシフトが加速するだろう時に、今一度、僕らが知っているクルマのアツさを存分に味わっておきたい。そういう指向には充分応えられるチョイスにはなっていると思います。


 
 
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バックナンバーページの定価表記について
「ENGINE 2014年3月号」以前の定価表記は、発売時の定価になっております。
予めご了承くださいますようお願い申しあげます。



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