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ダッチ・オーヴンの美味しいイベント、クックオフに参加しませんか?



ENGINE × LODGE SPECIAL COOKING episode 4

申し込んだ人も、まだの人も、
5月12&13日は○印の日。



ゴールデンウィーク明けの5月12、13日の土日に、ダッチ・オーヴンのイベントがさがみ湖リゾート・プレジャーフォレストで開催されます。12日土曜日は前夜祭で本番は13日。
今年はエンジン編集部も参加します。
美味しいグリルパンの料理を食べに来ませんか?
文=菊池仁志
写真=山下亮一


「グリルパンって、旨いよ」
「そうですか」
「香ばしいんだ。知っている? あの縞々模様が」
「アッ、そーっ。ところで、菊池さん、今度のクックオフについてですが……」

 鷹野美知弥さんとの会話は、全く噛み合わなかった。彼は、僕が会長を務めるJDOS(ジャパン・ダッチ・オーヴン・ソサエティ)の事務局長。5月に開催するダッチ・オーヴン料理大会、クックオフの打ち合わせに僕の家に来たのだ。でも、本題に入る前に僕は、いま夢中になっているグリルパンの素晴らしさを知ってもらいたかった。だが、彼ときたら、「アッ、そーっ」。
 僕はカツーンと頭にきた。ダッチ・オーヴンとグリルパンは親戚同士、事務局長たるもの興味を持っても良いじゃないか、と。
 でもすぐに思い直した。殆どの人のグリルパンへの認識は、「格子模様がついて、美味しそうに見せてくれる調理器具でしょ」レベルでとどまっている。僕でさえ、つい最近までそれに近かった。しかし、牧野シェフが調理するグリルパン料理を口にするたびに、「知らなくてごめん、グリルパン。君は凄かったんだ」と見直すことになった。

 鷹野さんは一級建築士で、自身の設計事務所を経営している。だが、それだけで終わらないのが鉄鍋仲間に共通した楽しいところ。凝り性の彼は、エスプレッソにのめり込めば、気分はバリスタ。自転車は昔から熱中し、動機は知らないが、プロに習ってテナーサックスを吹き始めたという噂も耳にした。最近はアナログ・レコードにのめり込み、アンプは真空管でなければと、半田ごてを手に自製したと聞く。クルマはジープ・ラングラーを乗り継ぎ、アメリカからパーツを取り寄せてカスタマイズに精を出している。ダッチ・オーヴンを始めとするロッジの鋳鉄調理器具が、彼のエンスー・ライフの真ん中に腰を据えているのは云うまでもない。

 そんな鷹野さんのグリルパンへの認識を深められなくて、どうする。考えてみれば、クックオフに参加する人たちも、ダッチ・オーヴンについてはエキスパートであっても、グリルパンは鷹野さんと五十歩百歩。5月のクックオフの場で、グリルパンの素晴らしさを鷹野さんだけでなく、皆に伝えられないだろうか。

 研究途上だが、ロッジのグリルパンの美味しさはリブ、峰の凸とそれらに挟まれた凹の塩梅に鍵があると睨んでいる。ロッジの凸は他のよりは幅広に設計されているので、炭で焼いた焼き鳥に似た焦げ目がしっかり付けられる。これが、僕が力説する「香ばしさ」の元なのだが、それを引き立てるのが凹だ。覆われた食材で蓋をされた凹はダッチ・オーヴンに似た働きをして、蒸しながら素材の旨さを「しっとり」と引き出す。
 素材の美味しさを「パリッとした香ばしさ」と「しっとりとした染み染みさ」、二つの対比するテクスチャーに分け同時に調理するのがグリルパン。咀嚼するたびに異なった旨さが口の中で混沌と混ざり合う。噛み締めるほどに、滋味となって口の中で拡がってゆく。その至福に、僕はノックアウトされているのだ。

 そうしたグリルパンの素晴らしさをどのように皆に伝えよう。クックオフは土曜の前夜祭、日曜の本番と一泊二日のスケジュールで実施される。前夜祭から参加するメンバーはキャンプにも長けた人達が多い。一方、日曜は小さな子連れのファミリーの参加者等も加わり、会場はピクニック気分が溢れる。
 前夜祭に参加する人は探究心に満ちている人が多いから、皆一緒になってロッジのグリルパンの秘密に迫って行く探偵団スタイル。一方、日曜日は一転して調理を目の当たりにして生唾を飲み、出来上がったグリルパン料理を頬張って歓声を上げるお祭り型が楽しそうだ。

 前夜祭は僕が頑張ればいけそうだが、日曜日はグリルパン調理に長けたプロの協力が欠かせない。迷わずエンジン特製グリルパンの料理でお馴染みのシェフの牧野さんに相談すると、二つ返事で引き受けてくれた。
 どんな料理を作るかは思案中ですが、まだ教えられないけれど楽しい演出を思い付きました、との牧野シェフからの一報をエンジン編集部に伝えると、ここは僕らも一肌脱ぎますよ。どうやら、彼らは牧野シェフから直伝された二つの料理、「男のステーキ」と「鶏肉のグリル、アレンテージョ風」を考えているようだ。

 一挙に日曜日は賑やかになった。だが、それに負けるものかと僕は前夜祭で張り切って料理するつもりはない。ただ一品、僕が何十回も作り、いつ口にしても飽きない、簡単至極でありながら汎用性の高い料理を披露、そこからロッジ・グリルパンの秘密へ皆と一緒に迫って行こうと思っている。

 エンジン定期購読を申し込み、すでに特製グリルパンを手にした人。いまだ迷っている読者の方。どちらの方も、カレンダーの5月12日と13日に○印をつけてください。クックオフに参加して、グリルパンの素晴らしさに開眼出来るチャンスです。
 JDOSメンバーの皆が新しい仲間、エンジンの愛読者達とクルマは云うまでもなく、多岐に渡るエンスー話に花を咲かせるのを楽しみにしています。Come over here and Join Us !



開催概要

第42回 クックオフ関東

開催日
5月13日(日)9:00〜

場所
さがみ湖プレジャーフォレスト
オートキャンプ場Gサイト
神奈川県相模原市緑区若柳1634

参加要項&申込み
JDOS(ジャパン・ダッチオーヴン・ソサエティ)の
HP(http://jdos.com/)からお申込みください。
※5月12日(土)の前夜祭からの参加も可能です。

クックオフの趣旨(JDOSのホームページから)
ダッチ・オーヴン料理を楽しみながら、ゆったりした時間を楽しむオープンな集まりです。決して料理の腕を競う会ではありません。ダッチ・オーヴンを持っていない方、興味を持っている方の参加も大歓迎です。ナイフとフォーク、そしてお皿を持参でご参加ください。ダッチ・オーヴン料理の美味しさ、楽しさを一度でも体験したら、きっと次回からは自分で作ってみたくなるはずです。お酒が好きな方は、前夜祭からの参加をおすすめします。

 
 
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バックナンバーページの定価表記について
「ENGINE 2014年3月号」以前の定価表記は、発売時の定価になっております。
予めご了承くださいますようお願い申しあげます。



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