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キャデラックのセダンにイッキ試乗


極楽艦隊で250km!

キャデラック・セダン・シリーズに交代で乗りながら、ワンデイ・トリップを楽しんだ。
文=荒井寿彦(本誌) 写真=GMジャパン


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 GMジャパンがキャデラック・セダンの試乗会を開催した。用意されたのは、キャデラックATS、ATS-V、CTS、CTS-V、そしてCT6の5台。参加した5媒体がこれを東京・品川のGMジャパン本社から交代して運転していく。コースは東京〜富士川〜冨士宮浅間神社〜沼津三嶋大社〜東京というもの。桜の名所をつなぐ約250kmのツーリングである。咲いてなかったけど。
 東京から東名高速・足柄SAまで最初に乗ったのはフラッグシップのCT6。ATS、CTSと同じ意匠のエッジィな外観、そして全長5190mm、全幅1885mmの堂々たる体躯により、一行のなかの王といった感じ。3.6リッターV6直噴エンジンは踏み始めのスロットル・レスポンスが鋭く元気がいい。吹け上がりも軽やか。回転上昇と加速感がシンクロするのは自然吸気エンジンの魅力だ。100km/h巡航は1600rpm。静かである。終始硬質でフラットな乗り心地だ。
 続いてCTS-V。漆黒のボディ、パワーバルジのあるエンジン・フード、大きなエア・ダクトを持つフロント・スポイラーなど迫力満点。白眉は息を飲む加速だ。6.2リッターV8+スーパーチャージャーは、最高出力649ps/6400rpm、最大トルク87.2kgm/3600rpmを発生、ガツン!とガス・ペダルを踏めば、ワープ気分が味わえる。乗り心地がCT6とそれほど変わらないことにも感心した。
 続いてCTSに乗る。CTSに乗っていつも思うのは、2リッター直4ターボの出来がいいことだ。全長4970mm、全幅1840mmというボディはCT6と間違えるほどなのに、モサッとした感じがない。ATS、ATS-Vに乗って思ったは、CT6やCTSあるいはCTS-Vから乗り換えてもガッカリしないということだ。ハンドリングはむしろダイレクト感があって好ましい。全体を通して感じたのは、本当にラクチンだったということ。桜が咲いている頃にもう1周してもいいと思った。

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 印象深かったのはCT6とCTS-V。CT6の乗り味はしなやかで優しく、とても穏やかな気持ちになる。一方、CTS-Vはどこまでもロックだ。ボディはガッチリと頼もしく、足回りも強化されている。コースに峠道がなかったのは残念だ。CT6は998万円。CTS-Vは1335万円〜。
 
 
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